2020年 11月

2020年 11月 30日(月)

 池袋演芸場 12月上席 昼の部は柳家花緑 夜の部は三遊亭歌武蔵

イルミネーション 池袋西口公園 明日から師走、池袋演芸場の12月上席(1日から10日)は若手の柳家花緑さんが昼の部トリで、夜の部のトリは三遊亭歌武蔵さん。昼の部は12時半から16時半、古今亭菊之丞さん、お仲入り前に春風亭一朝さん、そして林家正蔵さん、トリの花緑さんは16時から。
 夜の部は17時から20時半まで、落語協会会長の柳家市馬さん、お仲入り前は四代目を襲名したばかりの三遊亭園歌さん、そして入船亭扇遊さん、トリの三遊亭歌武蔵さんは20時から。トリをとるお二人は異色の落語家だ。花緑さんは2017年に自ら識字障害(ディスレクシア)という学習障害(LD)だと告白、そして歌武蔵さんは相撲部屋入門や自衛隊入隊の経歴がある。入場料2,500円、学生・65歳以上2,000円
■池袋演芸場 http://www.ike-en.com/index2.html
■柳家花緑 https://rakugo-kyokai.jp/variety-entertainer/member_detail.php?uid=391
■柳家花緑(東京新聞)https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/education/16126/
■三遊亭歌武蔵 https://rakugo-kyokai.jp/variety-entertainer/member_detail.php?uid=129
       

2020年 11月 27日(金)

 10月生まれのアジアゾウ子どもの名前を 投票で 上野動物園

 上野動物園で開園以来初めてのアジアゾウの子ども(オス)1頭が10月31日に生まれた。動物園はその子ゾウの名前を付ける投票を呼びかけている。投票は「インターネット」と上野動物園の園内の「投票用紙」でできる。投票期間は11月26日から12月13日
 名前の候補は、タイ王国大使館の協力で選出した@ タワン(タイ語で太陽・日・日輪)、A アルン(タイ語で夜明け・曙・暁)、B アッサドン(タイ語で夕日・夕焼け)の3つ。最も得票数の多い名前に決定して12月15日(火曜日)にホームページなどで発表する.。
 子ゾウの公開は<生後1ヵ月弱が過ぎましたが、母親の「ウタイ」が献身的な子育てを続けており、順調に成育している>ので12月1日から園舎をで行うと発表した。
 アジアゾウはアジア最大の陸上動物で、インド亜大陸とインドシナ半島(メコン地域)とセイロン島、スマトラ島、ボルネオ島に分布、体重3トン、体長5-6メートル、体高2メートル。
■上野動物園 https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/
■ゾウ名前投票 https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=ueno&link_num=26528
■WWFアジアゾウ https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/4306.html
 

2020年 11月 26日(木)

 東京都 予算について団体からのヒヤリング 対面とWEBで 動画配信  

 東京都は2021(令和3)年度の予算案を現在作成していて、すでに都の各部局からの予算要求が出されてWEBで公表されている。が東京都は、都では都内の各種団体からの予算要望ヒヤリングを11月2日から12月17日までの予定で開催している。
 ヒヤリングは、小池知事や副知事などが参加して対面かWEB会議で行われ、その様子はインターネット中継(YouTube東京都財務局チャンネル)で視聴できる。
 すでに7回のヒヤリングが行われている。対象団体は第1回は東京都医師会、東京都生活協同組合など6団体、第2回は個人タクシー協会、老人クラブ連合会など5団体、第3回は町会連合会、青色申告連合会など6団体、第4回は民間保育園協会など12団体、第5回は中小企業診断士協会など3団体、第6回は商店街振興組合連合会など6団体となっている。15回にわたって104団体がヒヤリングに参加する予定。また東京都市長会、東京都町村会からのヒヤリングは11月24日に行われていて、特別区長会とは12月7日に行われる。
■東京都財務局 https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/zaisei/yosan/r3.html
■YouTube財務局チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCdhUxPOEZKYd0iJ3xMtYzBw

2020年 11月 25日(水)

 芸劇がオープンして30年 記念公演 読響と反田恭平 

 東京芸術劇場は1990(平成2)年10月に開館し、今年は30年周年記念の公演が行われている。12月4日には読売日本交響楽団の演奏会で指揮者にフランスから若手の指揮者マキシム・パスカルさん、そしてピアノの若手の実力者の反田恭平さんを迎えての演奏会。
 この演奏会には芸劇30周年記念に望月京さんに新作委嘱した『待ちわびて』が予定されていたが都合により望月京さんの『むすび』に変更されている。そのほかラヴェルの『左手のためのピア協奏曲」、ドビュッシーの「海」などが演奏される。
 30周年記念公演としては、すでにシェイクスピア(野田秀樹潤色)『夏の夜の夢』公演、そしてモーツアルトのオペラ『フィガロの結婚』〜庭師は見た!〜を井上道義さん指揮、野田秀樹さん演出で行われている。
 なお、30周年記念にロゴマークを作成、タンブラー、ショルダーバッグなどの「記念オリジナルグッズ」・オリジナルポストカードを販売している。
■読響・反田 https://www.geigeki.jp/performance/concert219/
■芸劇30周年記念 https://www.geigeki.jp/ch/ch2/index.html
■芸劇オリジナルグッズ https://www.geigeki.jp/info/tmt-goods/

2020年 11月 24日(火)

 「としまの森」 秩父市に続いて長野県箕輪町に カーボンオフセット協定

 豊島区役所が長野県箕輪町とカーボンオフセット協定(森林の里親協定)を11月に締結した。この協定は豊島区役所が森林環境譲与税を活用して箕輪町の市有林の一部で植樹、下草刈りなどをして、その区域を「としまの森」として、区民の環境教育のフィールドとして活用する。この協定は2019年に埼玉県の秩父市との協定での「としま森」に続くものだ。図は豊島区の取り組み(林野庁資料)
 蓑輪町の森は2.9ha(作業道含む)でCO2吸収量(見込)27.4t(3年間)。秩父市の「としまの森」は2019年度実績は、森0.5haでCO2吸収量年5.7トンとなっている。
 高野豊島区長は蓑輪町との協定で<カーボン・オフセットを推進することで「SDGs未来都市」として地球環境に貢献していきたい。>と述べている。
 活用するという森林環境譲与税は、林野庁によると<森林の有する公益的機能の維持増進が重要なので自治体が実施する森林の整備及びその促進の財源に充てるために創設された。>と解説している。
カーボンオフセットとは、(環境省)日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方。
■豊島区 https://www.city.toshima.lg.jp/148/2011131553.html
■蓑輪町 https://www.town.minowa.lg.jp/kikaku/toshima_01.html
■秩父「としまの森」 https://www.city.toshima.lg.jp/148/1907111649.html
■林野庁資料 https://www.rinya.maff.go.jp/j/keikaku/kankyouzei/torikumizyoukyou.html
■環境省 https://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/carbon_offset.html

2020年 11月 20日(金)

 宮崎県立劇場制作の『神舞の庭』公演 東京芸術劇場で12月11〜13日

 宮崎県立芸術劇場が制作している『神舞の庭』の公演が12月11〜13日に東京芸術劇場シアターウエストで上演される。出演する俳優さんは大沢健さん、東風万智子さん、そして、宮崎にゆかりがある貴島豪さん、日啓介さん、成合朱美さん、原田千賀子さんなど。
 演出は宮崎県立芸術劇場ディレクターの立山ひろみさん、脚本は劇作家・長田育恵さん。
 あらすじは <宮崎の山間の集落で、代々神楽を受け継いできた中崎家。東京在住の長男・俊一が、突然妻子を連れて帰ってくる。次男の亮二夫婦は俊一の来訪に訝しむが、同じ日、老母・登志子が倒れて昏睡状態になってしまう。・・・>
 この芝居は宮崎県立芸術劇場が2017年から<宮崎を舞台にして、宮崎の人々の暮らしを描いていくことをとおして、国内の地方都市やそれぞれの地域が抱える地域課題など、日本の“今”が見えてくるような普遍性の高い作品づくり>を目指した「新 かぼちゃといもがら物語」シリーズの第5弾作品。本公演は東京芸術劇場が共催している。
■東京芸術劇場 https://www.geigeki.jp/performance/theater248/
■神舞の庭 http://www.miyazaki-ac.jp/index.php?page_id=1075

2020年 11月 19日(木)

 引きこもりと社会をつなぐ オンラインセミナー 11/25 みらい館大明ブックカフェ

 池袋の「みらい館大明」のブックカフェでオンラインセミナー「引きこもりと社会をつなぐ」を11月25日(水)19時から20時に開催する。ゲストは<ひきこもっていても仕事ができる・つながれる COMOLY>というインターネットサイトを運営している会社から山田邦生さん・釼持智昭さんを迎える。コーディネーターはブックカフェスタッフの卜沢さん。
 COMOLYは<引きこもりの当事者からヒアリングをして、合った仕事とマッチング。スキルや得意なことをベースに自宅で、簡単な入力作業からデザインまで、サポートしたい企業からの仕事を請け負い、仕事を紹介>するインターネットサイト。
 さらに仕事の紹介だけだはなく、COMOLYに登録しているメンバーがイラストや写真などを投稿するなどしてメンバー同士でシェアし、さらにイベントをオンラインとオフラインで開催などで登録者とサポーターとを繋ぐコミュニティを創るという。COMOLYを運営しているのは東池袋の株式会社Meta Anchor。
■みらい館大明ブックカフェ http://taimeibookcafe.net/
■ブックカフェfacebook https://www.facebook.com/taimeibookcafe/
■セミナー  https://www.youtube.com/watch?v=hqIRjKVGz_c&feature=youtu.be&
■COMOLY https://comoly.herokuapp.com/

2020年 11月 18日(水)

 今日から区議会は本会議 区議さんは何を質問するのか? 

  豊島区議会の2020(令和2)年第4回定例会は11月18日から12月8日までの日程で始まっている。初日の18日は本会議で高野豊島区長の招集あいさつ、続いて本会議で11月25日(水)・26日(木)に一般質問が行われる。なおライブ中継は本会議と予算特別委員会と決算特別員会で行われる。総務委員会や区民厚生委員会などは全て録画で公開されている。また議事録もインターネットで全て閲覧できる。
 区長の招集あいさつと2日にわたって行われる一般質問はインターネットでライブ中継が行われ、数日後から録画でも公開される。
 一般質問は25日に5人の議員。松下創一郎さんは<今後の区財政と都市開発について>などについて、辻薫さんは<SDGs目標達成に向けての取り組みについて>などについて、星京子さんは<国際都市としまのまちづくり>などについて、儀武さとるさんは<区長の政治姿勢について>など、塚田ひさこさんは<新型コロナウイルスで顕在化した問題について>などについて質問する。
 26日は6議員が質問する。川瀬さなえさんは<これからの脱炭素社会の実現に向けて>などについて、小林弘明さんは<マイナンバーカード、マイナポイント制度の申請支援、医療機関等と連携した周知啓発活動について>などについて、くつざわ亮治さんは<NHKの深夜訪問について>など、有理真穂さんは<持続可能なまちづくりについて>など、中澤まさゆきさんは<災害の備えについて>など、入江あゆみさんは<子育て支援施策について>などについて質問する。
■豊島区議会一般質問 http://www.city.toshima.lg.jp/368/kuse/gikai/shitsumon/h28/2011161425.html
■豊島区議会中継 http://www.kensakusystem.jp/toshima-vod/index.html
■豊島区議会議事録 http://www.kensakusystem.jp/toshima/

2020年 11月 17日(火)

『ミクサライブ』の劇場「シアターミクサ」11月オープン 「スタジオミクサ」では「テレ東文化祭」

 サンシャイン60階通りに3月に全面オープンする予定が延期されていた『ミクサライブ』の6・7階の「シアターミクサ」が11月からオープンした。この劇場は座席数が301席(1階席:219席?2階席:82席)のホール。最初の公演は11月27日から29日に佐藤拓也・下野紘・福圓美里の声優さんによる<ひとりしばい『ラルスコット・ギグの動物園』>を有観客と配信で3日連続で上演される。12月には二人芝居×4本のオムニバスを有観客と生配信で「ホテル アヴニール」が予定されている。
 すでにオープンしていた4階の「スタジオミクサ」では11月19日から12月5日に「テレ東文化祭」が行われる。19日の18:30からは「池袋KAWAIIプロジェクト始動!バーチャル豊島区長・田村淳と池袋KAWAIIつくる大会議!」。そして30日には<池袋の「リアル」と「バーチャル」>と題して「ミライの池袋」をテーマに高野豊島区長とバーチャルの豊島区長、地元有名企業などによるシンポが行われる。配信は@テレビ東京公式YouTube、LINE LIVEにて無料生配信、AStreaming+にて有料配信される
■ミクサライブ https://mixalive.jp/
■ひとりしばい http://officeendless.com/sp/hitorishibai/vol10_12.html
■テレ東文化祭 https://www.tv-tokyo.co.jp/mixalive/event/tvtokyo_bunkasai/

2020年 11月 16日(月)

 女性首長(知事や市長・町長)・女性経営者などのオンライン会議 参加者募集

 「女性も輝く時代を切り拓く」というテーマでで11月21日(土)午後1時から3時半にオンラインで「第2回女性首長によるびじょんネットワーク」(通称:びじょネット)が開催される。「びじょネット」には全国の首長が、37人が参加しているが今回は19名が参加する。
 ただいまオンライン会議への参加者を募集中。だれでも参加できるが、要綱には<会社経営者など組織における中核的な役割を担っている女性、人事担当者をはじめどなたでもご参加>できるとしている。 申し込みは下記ホームページから。
 会議の趣旨はHPによると「女性首長が女性活躍を後押しする取組、、ビジネス分野での支援の成功事例などを共有する機会、そして、経済界で活躍する全国の女性経営者や有識者を交え、女性の視点を取り入れた組織運営や地域活性化策などについて意見・情報交換を行う。」(一部略)
 今回の基調講演は「起業ストーリーとAIの未来について」を株式会社シナモン代表取締役社長CEOの平野未来さん、続いてパネルディスカッション「ウィズコロナ時代の女性活躍推進」は鈴鹿市、流山市の商工会議所会頭などで行われる。
 最後に女性首長と経営者による@「女性TOPだからこそできた変革事例」、A「ICTを上手に採り入れる」、B「組織全体のウェルネスは経営に何をもたらすのか」、C「地方発ビジネスの成功を学ぶ 〜女性ならではの発想転換〜」の4つの分科会が行われる。分科会は4つのテーマを同時配信される。
■女性首長によるびじょんネットワーク https://www.bijonet.tokyo/
■東京都 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/10/30/11.html

2020年 11月 13日(金)

 区役所が人事、給与福利などの仕事をアウトソーシング 事業者を募集中

南池袋の空 豊島区役所が人事、給与福利関係の定型的な仕事を、民間事業者に委託するために「人事関連事務業務委託プロポーザル」を12月3日締め切りで募集している。
 委託をする業務は募集要項によると(1)給与業務(2)福利業務(3)会計年度任用職員業務(4)人事関連業務(5)職員健康業務 の5つの業務。期間は2021(令和3」年4月1日から2022(令和)4年3月31日まで。予定上限金額は4千630万円
 人事関係までアウトソーシングしてしまってもいいのだろうかと思うが、委託する業務は定型で職員は非定型業務を取り組むという。
豊島区の正規職員数は1,858人(2018年)だが、そのほかの非常勤職員や派遣職員などもは働いている。非正規職員は何人働いているのだろうか。2019年4月1日の時点で、臨時職員が約1,200人、特別職非常勤職員が約650人(学校医など250人を含めると900人)が働いていた。(出展 区議会議事録の2019年9月30日答弁)アウトソーシングで対象になる人数は、2018年の数をベースにすると総計は3,700人ほどになる。
 なお2020(令和2)年からは非常勤職員は「会計年度任用職員」と名称を変更して交通費の支給を行うなどで制度が変更されている。
■豊島区募集要項 https://www.city.toshima.lg.jp/032/kuse/jinji/012162/20201110.html
■豊島区人事白書 http://www.city.toshima.lg.jp/031/kuse/shisaku/shisaku/hakusho/001380.html
■豊島区議会議事録 http://www.kensakusystem.jp/toshima/
■会計年度任用職員 https://www.city.toshima.lg.jp/477/1910291129.html

2020年 11月 12日(木)

 区議会の政府への意見書!! 労働者協同組合法 少人数学級 養育費の確保

図は東京新聞電子版 自治体議会が中央政府にさまざまな意見書を出していることは知られている。だがどのような意見書を出しているのか、意見書がどれほど政府の政策などに影響を及ぼしているかなどはあまり知られていない。
 10月23日に終わった豊島区議会第3回定例会でどのような意見書を出したかを議会ホームページで確認したら、3件の意見書を政府に出していることが分かった。
 その中で具体的な法律案を早く成立してほしいという意見書も出されていた。それは、2020年6月に衆議院の全党・全会派の賛同で衆議院に提出した議員立法「労働者協同組合法」案
 法案の労働者協同組合とは(1)組合員が出資(2)組合員の意見を反映(3)組合員が組合の事業に従事という3原則に基づいて運営される。設立は準則主義(官庁の認可は不要。ポイントは設立には3人以上の発起人、組合は組合員と労働契約を締結、事業制限はないとなっている。また、現存する企業組合またはNPO法人は、施行後3年以内に総会の議決を経て組織を変更し、組合になることができる。(図は東京新聞電子版)
 その他の意見書の2件は、初等中等教育で<少人数学級を実現できるよう環境整備を含め必要な予算措置を行うよう求める>意見書。そして<未成年子供がいる夫婦の離婚で養育費の取決めが確保されるよう、離婚前後の十分な公的支援を>という意見書を出している。
■豊島区議会意見書 https://www.city.toshima.lg.jp/368/kuse/gikai/ikensho/h28-01/2010281046.html
■日本協同組合連携機構(JCA) https://www.japan.coop/wp/7751
■東京新聞電子版2020年10月11日 https://www.tokyo-np.co.jp/article/61100

2020年 11月 11日(水)

  F/Tオンライン 無料エリアと有料エリアで配信中  移動祝祭商店街

 池袋とその周辺で開催されている「フェスティバル/トーキョー20」(10月16日から11月15日)が「F/T remote」 として、インターネットで映像を配信している。有料エリアでは映像演劇などの主催プログラムやシンポジウムを、そして無料エリアではアーティストやディレクターによるトーク番組や映像作品などを配信している。配信は終了したものもあるが11月15日までのものもある。
 有料配信はシンガポールの「テアター・エカマトラ」の作品、作:松井周、演出:キム・ジョンの「神の末っ子アネモネ」など。
 無料配信は「ディレクターズ・ラウンジ」や「アートプロジェクト」として『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』に連動したトークイベント(ジュンク堂池袋の書店員と西池袋の古書店「コ本屋」の店員がゲスト)などだが、興味深いのは4人の舞台美術家が集まった「セノ派」による『移動祝祭商店街 まぼろし編』だ。
 『移動祝祭商店街 まぼろし編』は豊島区内の商店街を題材にしたアート作品で。<その旅の旅の旅 6名のアーティスト=旅人が豊島区の商店街を巡って見つけたさまざまな〈景〉>、<Roofing the Roof with a Roof 南長崎の建物の「屋上」を舞台とする作品を映像>、<みんなの総意としての祝祭とは 南大塚の商店街に>、<眺望的ナル気配 池袋本町の人々が語る「祝祭」と「まちの原風景」>の4本で構成されている。その活動のアーカイブも公開されている。
■フェスティバル/トーキョー https://www.festival-tokyo.jp/
■F/T20remote https://www.festival-tokyo.jp/20/remote.html
■移動祝祭商店街 https://www.festival-tokyo.jp/20/program/sceno-ha.html
■移動祝祭商店街 活動アーカイブ https://www.scenoha-festivaltokyo.jp/report.html

2020年 11月 10日(火)

 雑司ヶ谷霊園を 霊園と公園として利用できるようにするに

  6月に開催された「東京都公園審議会」に都知事から雑司ヶ谷霊園について「諮問」した。審議会では練馬区城址公園日比谷公園についても諮問があった。
 豊島区の関係は「雑司ケ谷霊園再生のあり方について」で、都はこれまで都内の霊園を「霊園と公園の共存」を目指して取り組みをしていて区部の青山、谷中、染井の霊園については再生計画を立案していて、雑司ヶ谷霊園は区部での最後の取り組みとなっている。
 諮問するにあたって、雑司が谷霊園の再生は<霊園周辺は、江戸時代から続く鬼子母神堂等の寺社や旧宣教師館等の洋風建築が現存し、歴史と文化を感じることができる。また、霊園はかつての御鷹部屋跡地に立地し、開園以来 140 年以上の歴史が育んできた多くの巨木が生育するなど、豊かな歴史資源や自然資源が存在している。>という歴史的背景があると説明している。(写真は夏目漱石の墓)
 公園審議会からの答申は2021(令和3)年3月頃が予定されていて、その前に11月から12月に都民からの意見の募集(パブリックコメント)が予定されている。
 豊島区にある「染井霊園」については2012(平成24)年に答申が出されている。その答申には1歴史に学び、未来に繋ぐ、文化を育む場として再生、2 豊かな地域性を感じられる空間として再生 、3 故人を偲ぶ静謐で品格ある空間として再生の3つの方針が示されていた。
■東京都公園審議会 https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/park/shingikai/kouen0106.html
■雑司ヶ谷霊園諮問文 https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000048934.pdf
■染井霊園再生のあり方(2012年) https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/park/tokyo_kouen/shingikai/24toushin_somei.html

2020年 11月 9日(月)

 サンシャイン劇場で落語三昧 実力派 次世代エース 古典 新作 江戸と上方

 サンシャイン劇場で11月18・19・.20日の3日間に落語界の実力派と若手のエースと言われている15人が競う落語会『プライム落語SP』がある。各日の昼の部、夜の部とも3人の落語家がたっぷりと噺す。各回とも「テーマ」が付けられている。
 18日の昼の部(14時開演)は「江戸落語本寸法の会」では柳家権太楼さん、古今亭菊之丞さん、柳亭小痴楽さんが出演。夜の部(開演18時30分)は「古典落語の魅力にはまる会」で三遊亭兼好さん、春風亭一之輔さん、春風亭昇也さん。
 19日昼の部は「江戸と上方聴き比べの会」は、桂雀々さん、桃月庵白酒さん、三遊亭わん丈。夜の部は「パワー全開!新作三昧の会」は三遊亭白鳥さん、林家彦いちさん、桂三四郎さん。
 20日の昼の部「次の真打が人気噺家に挑む会」では桃月庵白酒さん、柳家三三さん、桂宮治さん。夜の部は「暴れん坊と若旦那の会」で桂雀々さん、柳家花緑さん、桂宮治さん。
入場料 全席指定 4,200 円(税込)、昼・夜通し券 8,000 円(税込)
■プライム落語SP https://www.bsfuji.tv/prime_rakugo/
■プライム落語SP Twitter https://twitter.com/prime_rakugo

2020年 11月 6日(金)

 今年の「酉の市」は、11月2日、14日、26日 雑司が谷「大鳥神社」

  雑司が谷「大鳥神社」の「酉の市」は今年は3回開催される。「酉の市」は毎年11月に開かれるが年によって二回か三回開催される。今年は「酉の日」が3回あるので「一の酉」は11月2日、「二の酉」が14日、そして「三の酉」が26日になる。「酉の市」は、来る年の開運、授福、殖産、除災、商売繁昌を祈るお祭りとされている。
 大鳥神社では福をつかみ取る熊手「縁起熊手」の「熊手市」は0時から24時まで開催される。今年は毎年開催されていた境内での「お神楽」、「奉納演芸」はコロナウイルス対策のため中止されている。
 「酉の日」は、毎日の日付に十二支を割り当てていく日付け法で、「酉」に当たる日を「酉の日」と呼ぶ。酉の日は12日おきに巡ってくる。11月は30日なので、日の巡りにより11月の酉の日が2回になる年と、3回になる年がある。
 「三の酉」がある年は火事が多いと言われることがあるが、東京消防庁の消防雑学辞典に、「三の酉」の年は火災が多い?に興味深い解説がある。
 酉の市で有名なのは浅草の鷲神社、新宿の花園神社、府中の大國魂神社だが、隣の練馬の大鳥神社も人気がある。
■雑司が谷大鳥神社 https://www.facebook.com/ootorijinja
■練馬大鳥神社 http://torinoichi.info/
■浅草鷲神社 http://www.otorisama.or.jp/kotoshi.html
■新宿花園神社 http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/page/a3.html
■消防雑学辞典 http://www.tfd.metro.tokyo.jp/libr/qa/qa_35.htm

2020年 11月 5日(木)

 地下鉄三田線が8両編成に 2022年から順次 東急目黒線も

 都営三田線の巣鴨駅などのホームドアの延長工事が最近行われていて、すでに8両編成に対応できるようになっていて、いつの時点で現在の6両編成から車両数を増やすのかと思っていた。10月29日に東京都交通局から輸送力が増強し、利便性を向上するため8両編成の車両を三田線に導入すると発表があった。
 新型車両は8両編成の「6500形」(近畿車輛製)で、特徴は「ユニバーサルデザインの考え方」を取り入れて車いすやベビーカー、大きな手荷物も扱いやすいスペースを確保、そして座席を広くし、無料WIFIの導入、全車両に防犯カメラの設置などを挙げている。(写真は交通局報道発表)
 ただ新車両の本格導入は2022年からで、11月に1編成で本格運用に向けて試験運転される。現在の「6300形」車両は2022年から「6500形」に順次置き換えられる。
 なお、三田線と相互直通運転をしている東急目黒線も2022年から8両編成の「3020系」車両を順次導入する。目黒線は現在の「3020系」の6両編成に2両を増やして8両編成にする。(東急目黒線との相互直通運転は2000(平成12)年9月から)
■都交通局 https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/subway/2020/sub_p_202010299373_h.html
■東急目黒線 https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20190326-3.pdf

2020年 11月 4日(水)

 全国の中小企業の物産展 サンシャイシティで11月21-22日

 池袋サンシャイシティで11月21・22日に「ニッポン全国物産展2020」〜地域を元気にする。地域の明日に、つなげよう!〜が開催される。出店するのは全国から150社ほどで、1,500点以上のご当地グルメ・名産品・特産品・工芸品などの販売や、観光PRをする。
 例年たくさんの来場者で賑わう「ニッポン全国物産展」だが、今年はコロナウイルス感染症拡大防止のため、開催期間も3日間から2日間に、出展社数も例年の半分以下で、入場するには事前登録することになった。
 人気の「ニッポン全国おらが自慢のご当地フードコート」と新企画の日本全国の日本酒が勢揃い、「酒ズキ横丁」も開催する。
 関連して全国商工会連合会の公式ショッピングサイト『ニッポンセレクト.com』とのコラボで、サイト内に「ニッポン全国物産展オンライン」を設置していて、地域色あふれる個性的な商品が出展される、このサイトは2021年1月末まで掲載。
主催する全国商工会連合会は、商工会法による法人で全国の1,667団体が加盟している。
■ニッポン全国物産展2020 https://www.all-nippon.jp/
■事前登録  https://www.nippon-event-question.jp/all-nippon2020/form.php?m=
■おらが自慢のご当地フードコート https://www.all-nippon.jp/foodcoat/
■ニッポン全国物産展オンライン https://www.nipponselect.com/shop/pages/all-nippon.aspx

2020年 11月 2日(月)

 真打昇進披露興行 A太郎・鯉八・伸衛門 池袋演芸場11月上席(夜の部)

 池袋演芸場の十一月上席(夜の部)は、落語芸術協会(会長春風亭昇太)の真打昇進披露興行中。真打に昇進したのは昔昔亭A太郎さん、瀧川鯉八さん、伸三改メ桂伸衛門さんで、これまで新宿末広亭の十月中席、浅草演芸ホール十月下席に続く披露興行。
 夜の部には柳亭子痴楽さん、講談師神田伯山さん、桂伸治さんなどが高座に上がり、3人の新真打は10日間の興行で交互にトリをとる。昔昔亭A太郎さんは2・5・8日、瀧川鯉八さんは3・6・9日は、桂伸衛門さんが1・4・7・10日がトリ。真打披露口上は落語芸術協会の会長春風亭昇太さんや三遊亭小遊三さんなど幹部が行う。
 11月上席は昼夜入れ替えなしで。昼の部前半(1日から5日)は古今亭寿輔さんがトリ、後半(6日から10日)のトリは三遊亭遊三さん。入場料3,000円、学生・65歳以上2,800円。
■池袋演芸場 http://www.ike-en.com/index2.html
■落語芸術協会 https://www.geikyo.com/schedule/index.php
 (C) 2004-2020 いけぶくろねっと  All rights reserved