2020年 10月

2020年 10月 30日(金)

 池袋西口公園の11月コンサート 西本智美・小林研一郎・・

 11月の池袋西口公園のコンサート「Tokyo Music Evening Yube」では、1日は「西本智実&イルミナートフィルハーモニーオーケストラ」演奏会が開催される。このコンサートには「語り」で俳優の佐久間良子さんも出演する。
 そして26日には指揮者の小林研一郎さんと「コバケンとその仲間たちオーケストラ」が登場する。この2公演は、事前にチケット(無料)の申し込みが必要で1日のコンサートの申し込みは終了している。コバケンさんのコンサート(抽選制)は11月13日まで申し込める。
 西本さんのコンサートは17時から18時までだが14時から15時半までリハーサルを同じ会場行う。コンサートもリハーサルも当選者のみが入場できるが、公園が会場なので椅子席の外から立見で鑑賞できる。コンサートはYouTubeで後日アーカイブ配信される。
 また、11月11日にはシンガー・ソングライターでクラシックピアニストの「マシュー・ロー」さん、18日にはサックスプレイヤーの「朝岡 周」さんのコンサートが開催される。このコンサートは事前の申し込み制なしで実施される。
■Tokyo Music Evening Yube https://yubemusic.jp/
■イルミナートフィルハーモニーオーケストラ http://illuminartphil.com/
■小林研一郎 http://www.it-japan.co.jp/kobaken/index.html
■マシュー・ロー https://columbia.jp/matthewlaw/
■朝岡 周 https://www.youtube.com/channel/UCu3VsuMU3qA9fAumWtpUqsw
■Yube Youtube https://www.youtube.com/channel/UCfAdekFhmAXAESubo7eChcQ
       

2020年 10月 29日(木)

 芸劇が野田秀樹の芝居『赤鬼』を映像配信(無料)11月13日から17日間

 東京芸術劇場が2020年7月の芸劇での公演『赤鬼』の舞台映像を、英語字幕を付けて無料で11月13日から11月30日まで配信する。『赤鬼』は芸劇の芸術監督の野田秀樹さんの作品で1996年に初演して、その後イギリス、タイ、韓国で野田さんが各国の俳優と公演してきた。
 今回の7月の公演は16年ぶりの日本公演で、公開するのはその内の7月27日の舞台映像に英語字幕を付け、全世界に向け期間限定で無料配信する。配信は芸劇チャンネルとYutube芸劇チャンネル。
 7月の公演には、芸劇の主催で2018年秋に1700人以上の応募者から選ばれ、2019年に発足した「東京演劇劇場」の道場生がA・B・C・Dの4つのチームになってそれぞれ5日間出演した。公開映像はAチームの出演日の公演。会場のシアターイーストでは、新型コロナウイルス対策として客席を半数に減らし、客席と舞台の間に飛沫防止の透明の仕切りを垂らし、感染症対策を周到に行った上での公演だった。
■東京芸術劇場 映像配信 https://www.geigeki.jp/info/akaoni_streaming/
■野田秀樹インタビュー https://www.geigeki.jp/ch/ch1/t240.html
■芸劇チャンネル https://www.geigeki.jp/ch/ch1/akaoni_streaming.html
■Youtube芸劇チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCGxQAmHjbB6RBBbKfD6GEbQ
■東京演劇道場 https://www.geigeki.jp/performance/engekidojo/
 

2020年 10月 28日(水)

 大学の文化祭もオンラインで 学習院大・立教大・大正大

  毎年11月の文化の日あたりに区内の大学でも「学園祭」が開催されていて、近く住む人には、普段はあまり入らない大学のキャンパスを見学するいい機会になっていた。ところが今年は新型コロナウイルス感染症の影響で従来とおりの学園祭が開催しないので、キャンパスに入ることができない。
 どの大学も、学生たちは少人数で行われるゼミなどを除いて、キャンパスで対面授業を受けられず、オンライン授業となっている。そんな状況でも学生たちは文化祭をオンラインで開催するようだ
 目白の学習院大学の第51回「桜凛祭(おうりんさい)」は、11月2日・3日に特設WEBページで開催。池袋の立教大学の36回「セントポールフェスティバル」はYouTubeで11月2・3・4日の3日間開催。西巣鴨の大正大学の第8回「鴨台祭(おうだいさい)」も11月21・22日にオンラインで実施を予定している。いずれの学園祭詳細はまだ明らかになっていない。
 雑司ヶ谷の東京音楽大学は2019年に主要部分が中目黒に移転して、2019年に中目黒キャンパスで「芸術祭」を開催し、今年も中目黒での開催となるだろう。
■学習院桜凛祭 https://www.gakushuinfes.site/
■立教大学セントポールフェスティバル http://www.rikkyo.ne.jp/sgrp/spf/
■大正大学鴨台祭 https://www.tais.ac.jp/life/school_festival/
■東京音楽大学 https://www.tokyo-ondai.ac.jp/

2020年 10月 27日(火)

 都内公立学校 いじめは小・中で64,579件 不登校の小学生5,217人 中学生10,851人

  東京都は10月22日に、2019(令和元)年度の公立学校での<問題行動や不登校>についての調査報告書をホームページで公表した。
 いじめは64,579件(前年度比12,667件増)、小・中学校で増加、高校では減少している。不登校については小学校5,217人(前年比899人増)、中学校10,851人(前年比981人増)で不登校になったのは小学校で0.88%の児童、中学校では4.76%で小・中学校ともに上昇している。学校に行くようになった復帰率は小学校で21.1%、中学校で15.0%で前年より復帰比率は小・中学校ともに低下している。
 いじめの認知数は、小学生については2013(平成25)年に5,581件が、2019年には57,427件と10倍になり、中学生は2013年の3,854件が2019年には6,968件で1.8倍となっている。小・中を合わせて64,579人。
 不登校については2006(平成20)年度に小学生1,838人が2019年度には2.8倍の5,217人で(出現率は0.88%)、中学生は2006年には7,079人が2019年には1.5倍の10,851人(出現率4.76%(100人のうち5人))となっている。
 東京都教育員会は調査報告書にいじめや不登校などの状況に対して処方箋として<今後の対応>と、<これまでの取組>についての掲載している。概要>>〇
■東京都 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/10/22/05.html
■調査報告書概要 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/10/22/documents/05_01.pdf

2020年 10月 26日(月)

 PCR検査に補助 豊島区子ども関連施設の1,000人に

  豊島区は10月下旬から<新型コロナウイルス感染症の感染防止>のために子ども関連施設職員のPCR検査に補助する。具体的には区立学校や区内の保育園、区立幼稚園、子どもスキップなど「子ども関連施設」のおよそ200施設の5,200名ほどの職員を対象にPCR検査費用を補助する。(検査費は自己負担なし。(写真は豊島区PCR検査センター)
 ただ、検査を希望する全職員への補助ではなく、区の予算では子ども家庭部の関係施設で750人、教育部関係では250人で計1,000人が予定されている。
 対象は1 職場の同僚、利用者(園児・児童・生徒)及び同居している家族に「陽性者」が発生した場合で、保健所の調査により濃厚接触者とならなかった職員。2 同居している家族に濃厚接触者が発生した職員のうち、感染の不安を抱いている人。なお、検査を受けるには所属長の判断が必要のようだ。
■豊島区 https://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/hodo/r0210/2010231853.html

2020年 10月 23日(金)

 LINEでの教育相談 4月から9月まで相談は1,800件 東京都

  東京都教育員会が都内の約64万人の中学生、高校生(国公私立在学)を対象に無料通話・メールアプリ(LINE)で教育相談の窓口を開設している。対象となる中高生には「相談ほっとLINE@東京」カードを配布して知らせている。相談時間は午後5時から午後10時まで(受け付けは9時30分まで)都教育相談センターが運営し「SNS教育相談支援員」が相談に応じている。
 その相談窓口の4月から9月の利用状況が10月22日に公表された。登録数は9月30日の時点で26,561人で相談件数は1,800件(1日平均9.8件)となっている。
 相談内容は、友人関係434件、学業不振187件、家族関係174件、進路105件、そして6番目が男女関係59件、教員等との関係58件、虐待37件、いじめ30件などとなっている。
 相談者の属性は、76.4%が女子、男子は15.4%、学校別では中学生が53.8%、高校・高専37.2%。
 東京都教育相談センターには「いじめ相談ホットライン」、「高校進級・進路・入学相談」、「通訳を介した外国人児童・生徒の高校等進路・教育相談」などの窓口がある。
■東京都教育相談センター https://e-sodan.metro.tokyo.lg.jp/
■SNS教育相談 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/10/22/03.html

2020年 10月 22日(木)

 豊島区を走る都電荒川線 豊島区郷土資料館 収蔵資料展

 豊島区郷土資料館で、「豊島区を走る都電」荒川線(東京さくらトラム)について歴史資料の展示会が10月2日(金曜日)から2021年1月10日(日曜日)まで開催している。展示は、昭和から平成にかけて都電の姿を撮り続けている写真家松井一彦さんの写真や郷土資料館の収蔵の都電路線図や記念切符などの資料を展示している。
 会場は3部構成で都電の歴史を写真や資料で展示している。1「王電・市電の時代」、1911(明治44)年「王子電気軌道」が大塚ー飛鳥山を開通させ、1932(昭和7)年に早稲田停留所まで開通。1942年東京市に譲渡され市電となる。
 2「都電の走るまち」、1945年以降には豊島区内には16系統(大塚駅前と錦糸町駅前)、17系統(池袋駅前ー数寄屋橋)、18系統(志村坂上-神田橋)、19系統(王子駅前ー通3丁目(日本橋近く))、32系統(荒川車庫前ー早稲田)が走っていた。1963(昭和38)年から1972(昭和47)年までに荒川線を除くすべての路線が廃止。
 3「そして荒川線」、1972年に路線の大部分が専用軌道だったため存続した27系統と32系統を1974(昭和47)年に一本化(三ノ輪橋−早稲田)し、名称を荒川線とした。荒川線は12.2qで停留所30か所5種類33両で運行されている。現在の名称は2017年から「東京さくらトラム」愛称がつけられた。
 資料館の休館、月曜、第3日曜、祝日、11月24日、12月28日〜1月4日
■豊島区を走る都電 http://www.city.toshima.lg.jp/129/bunka/bunka/shiryokan/2020toden.html
■都電荒川線(東京さくらトラム)https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/toden/
■荒川線概要  https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/about/service/toden.html

2020年 10月 21日(水)

 東京芸術祭の宮城聰さん ベルリンでモーツアルトのオペラ演出

 「東京芸術祭2020」の総合ディレクター 宮城聰さんとそのチームが、11月にベルリンでモーツアルトのオペラを演出する。演目はモーツアルトが14歳で作曲した『ポントの王ミトリダーテ』で11月13日から28日まで5回の公演。このオペラはベルリン国立歌劇場の11月からの「バロック週間」の企画公演。歌劇場が日本から演出家を招聘するのは初めてという。(ナタリー電子版)
 指揮はマルク・ミンコフスキさん、演出チームは演出の宮城さんと空間構成に木津潤平さん、美術は深沢襟さん、衣装に高橋佳代さん、振付に太田垣悠さんなどが参加している。歌劇場のホームページによると、<A Japanese directing team led by Satoshi Miyagi will now stage this stunning opera in the spirit of Kabuki theatre.>と。このオペラは宮城さんに率いられる演出グループにより歌舞伎スピリッツにあふれる華やかなオペラになると!!。(注 宮城さんは静岡県舞台芸術センター芸術総監督でもある)
■ベルリン国立歌劇場 バロック週間 https://www.staatsoper-berlin.de/en/veranstaltungen/mitridate-re-di-ponto.9466/
■ベルリン国立歌劇場 https://www.staatsoper-berlin.de/en/
■東京芸術祭2020 https://tokyo-festival.jp/2020/about/
■静岡県舞台芸術センター https://spac.or.jp/about
■ナタリー電子版 https://natalie.mu/stage/news/399104

2020年 10月 20日(火)

 パートで働いている人向けの「セミナーと相談会」受講者募集中 池袋で

  11月12・19日(木)午後に池袋で「知っておきたい パートタイム労働の基礎知識」と題するセミナーと相談会が開催される。講師は特定社会保険労務士、相談会は講師と相談センターの職員が担当する。
 テーマは「パートタイム労働のための法律の基礎知識」と「社会保険・労働保険・税金の基礎知識」でそれぞれ2時間セミナーとセミナー受講者を対象とした個別相談会が行われる。
 会場はサンシャインシティの近くの「東京都労働相談情報センター池袋事務所」。受講料は無料。申し込みはインターネットでもできる。
■東京都労働セミナー https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/seminarform/index/menu
■パートセミナー https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/seminarform/index/detail?kanri_bango=seminar-ouji-000197

2020年 10月 19日(月)

 仙人と言われた「熊谷守一のアトリエにあったもの展」自由学園明日館で

 熊谷守一さんは、1880年生まれで1977に97歳で亡くなった人気画家で、2020年が生誕140年。その熊谷さんの豊島区長崎町(現・千早)のアトリエにあった遺品資料、スタンドや椅子などが公開する展示会「熊谷守一のアトリエにあったもの展」が、自由学園明日館講堂10月27日から11月1日まで開催される。あわせて、写真家の藤森武さんが晩年の熊谷守一さんを撮影したの写真と「婦人之友社」が所蔵する守一作品を2点展示される。 開館時間10時から17時、観覧料は無料。(ただし自由学園明日館の見学は有料)
 その熊谷さんは50歳代の1932年から1977年に97歳で亡くなる45年間にわたり豊島区千早に住んでいた。45年のうち晩年の30年以上千早の自宅から出たことがないことや風貌から「仙人」とも言われていた。この自宅での日々を描いた映画「モリのいる場所」が2018年に製作され各地で公開された。現在はDVDやデジタル配信されている。主演は山崎努さんが画家モリ、樹木希林さんが妻・秀子さんを演じている。
 なお、熊谷さんのアトリエと庭のあった場所に娘さんの熊谷榧さんが1985年に熊谷守一美術館を開館し、その後の2007年に区立美術館として開館している。
■熊谷守一のアトリエにあったもの展 https://www.toshima-mirai.or.jp/tabid216.html?pdid1=2347
■自由学園 https://jiyu.jp/
■自由学園明日館 https://jiyu.jp/architecture/#ak_mnk
■熊谷守一美術館 http://kumagai-morikazu.jp/
■映画「モリのいる場所」(2018年) http://mori-movie.com/ 

2020年 10月 16日(金)

 池袋西口公園で野外劇 10月18日から7回公演 東京芸術祭2020

  池袋西口公園が「東京芸術祭2020」の野外劇「NIPPON・CHA! CHA! CHA!」の会場になるため使えなくなっている。東京芸術祭のホームページによると芝居は<1964年の東京オリンピック前ののような時代?の靴工場とその靴、オリンピック代表選手選考・・・>の物語。
 出演はホリユウキ (DULL-COLORED POP)さん、斎藤友香莉さん、絵理子 (劇団ホチキス)さん、齊藤頼陽 (鳥の劇場)さんなど。出演者や製作スタッフの音楽担当の不破大輔さんなどについての紹介などの<製作チーム>のホームページもある。、
 原作者は如月小春さん、上演台本・演出は鳥取の「鳥の劇場」芸術監督の中島諒人さん、、音楽は不破大輔(渋さ知らズ)さん、美術は建築グループのアトリエ・ワン。
 10月18日から25日(19日休演)まで 毎回17時30分開演、少雨決行・荒天中止 〇入場料は500円で、事前にホームページで、当日売りあり。
■「NIPPON・CHA! CHA! CHA!」 https://tokyo-festival.jp/2020/program/nippon_chachacha/
■製作チーム https://note.com/tf2020_outdoor
■チケット https://nipponchachacha.peatix.com/
■東京芸術祭2020 https://tokyo-festival.jp/2020/program/

2020年 10月 15日(木)

 柳家三三 「あうるすぽっと」で三夜続けて <江戸三昧>三席 

  東池袋の「あうるすぽっと」で10月28日から10月30日の三夜連続で柳家三三さんの独演会がある。多くのホールでの落語会は複数の噺家さんが高座に上るが、今回の公演は仲入りを挟んで柳家三三さんが三席を話す。開演は毎日19時。
 落語会は『柳家三三 三夜 三道楽×三席 江戸三昧』が主題で「飲む、打つ、買う」をテーマにそれぞれ一席づつを一夜に三席を話す。
 ホームページで公表されている噺の演題は、初日は「ずっこけ」、「清水の小政」、「文違い」、2日目は「狸賽」(たぬさい)、「明烏」、「試し酒」、3日目は「錦の袈裟」、「親子酒」、「猫定」で3日間で九話。 全席指定3,500円 U24(24歳以下)1,750円
■あうるすぽっとhttps://www.owlspot.jp/events/performance/post_185.html
■柳家三三 http://www.yanagiya-sanza.com/

2020年 10月 14日(水)

 大学入試もオンライン 西巣鴨の大正大学 旧AO入試・旧推薦入試に

  西巣鴨の大正大学では、新型コロナ感染症の拡大で影響を受けた受験生に向けて、対面とオンラインの入試方式を同時展開する。
 オンライン入試を導入するのは総合型選抜<旧AO入試(学力試験のみではなく、高校の成績や小論文、面接などで人物を評価して合格判定する入試)>と高大接続入試(高校からの推薦入試選抜)と探究活動・課外活動型(旧文化・体育推薦入試)で実施する。
 すでに総合型選抜の出願期間は終り、入試が行われている。高大接続入試は募集中で、試験科目はオンラインで授業を受講、課題レポート、基礎確認テスト、オンライン面接の3科目の300点で合否が決める。オンライン入試の定員は総合型選抜入試の30名、高大接続入試の30名。
 大正大学は1926(大正15)年創立の天台宗、真言宗智山派、真言宗豊山派、浄土宗による仏教系大学。現在は社会共生学部 地域創生学部 表現学部 心理社会学部 文学部 仏教学部の6学部で学生数4,774名
■大正大学入試制度 https://kokokara.tais.ac.jp/admission/examination/
■大正大学  https://www.tais.ac.jp/
■大学ジャーナル オンライン入試 https://univ-journal.jp/

2020年 10月 13日(火)

 「日本酒フェアー2020」は池袋では中止 セミナーをオンラインで

  サンシャインシティで毎年6月に開催されていた「日本酒フェアー」はコロナ感染防止のため中止になった。その代替イベントがオンラインで10月24・25日に開催される。メインイベントの利き酒大会は中止になっているが。セミナーは朝10時から18時まで行われ、講師は各地の酒造組合や日本酒専門家など。25日には世界初の「日本酒学」の研究センターを設置した新潟大学の研究者のセミナーもある。詳細と参加費無料、プログラムなど詳細は下記ホームページで。
 セミナーは東日本チャンネル西日本チャンネルの2チャンネルで開催され、出展者は44都道府県酒造組合と酒造組合の推薦の講師によるセミナー10コマで行われる。
 例としては24日の東日本チャンネルでは12時30分から東京都酒造組合による「いつの時代も東京地酒で乾杯!」、西日本チャンネル14時から兵庫県酒造組合の「Origin of Sake brewing, HYOGO」〜酒造りの原点 ひょうご〜。など2日間にわたってすべて日本酒関連のセミナーが行われる。
 日本酒フェアーで毎年開催されていた「利き酒イベント」は中止になっているが、酒類総合研究所が主催する「酒造年度全国新酒鑑評会の入賞酒」は6月に発表されている。今年度は金賞はなく入賞酒のみが発表されている。審査は850点から433点が選ばれていて、東京からは豊島屋酒造「金婚正宗」、田村半十郎「嘉泉」、小澤酒造「澤乃井」の3点が入賞した。
■日本酒フェアー2020 https://www.japansake.or.jp/sake/fair/2020.html
■酒類総合研究所 https://www.nrib.go.jp/kan/r01by/r01bymoku_info.htm
■新潟大学日本酒学センター https://www.niigata-u.ac.jp/university/facility/sakeology/
■豊島屋酒造 http://toshimayasyuzou.co.jp/
■田村 半十郎 http://www.seishu-kasen.com/
■小澤酒造  http://www.sawanoi-sake.com/

2020年 10月 12日(月)

 山下洋輔流ベートーヴェン 生誕250周年記念 芸劇で10月16日 

  東京芸術劇場で10月16日午後7時から、ジャズピアニスト山下洋輔さんの<山下洋輔流ベートーヴェン>演奏会がある。今年はベートーヴェン生誕250周年で東京芸術劇場の主催で『ミーツ・ベートーヴェン・シリーズ』演奏会を企画している。その第1回が1月のピアニスト仲道郁代さん、そしてVol.2が清塚信也さんの演奏会が予定されていたがコロナで中止となった。そのVol.3が山下さんのベートーベン演奏会。
 ジャズピアニストの山下さん、どのような演奏会になるのか?曲はソナタ6番、「悲愴」、「エリーゼのために」、「月光」といったピアノの名曲に、交響曲の「第九」と「運命」などと全曲がベートーベンの作品
 演奏はピアノの山下さんとパーカッションの八尋和洋さん、飛鳥ストリング・クワルテット(マレー飛鳥、相磯優子、志賀恵子、西谷牧人)が共演する。
 この演奏会について、山下さんとベートーベン研究者の平野昭さんの『ベートーベンのジャズ魂とは?』と題する興味深い対談が行われている。その記録は「音楽の友社」のONTOMOメールマガジンで公開されている。
■東京芸術劇場 https://www.geigeki.jp/performance/concert218/
■山下洋輔 http://www.jamrice.co.jp/yosuke/
■ONTOMOメールマガジンhttps://ontomo-mag.com/article/interview/yosuke-yamashita-meets-beethoven2020/

2020年 10月 9日(金)

 バラの見ごろ 都電沿線の大塚周辺と三ノ輪橋付近など 旧古河庭園

  そろそろ秋のバラは見ごろになっている。豊島区を走る都電沿線にはバラの名所がある。区内では都電大塚駅から向原の沿線に、およそ500種の700株ほどのバラ、そして荒川区に入ると荒川車庫周辺や熊野前から三ノ輪橋の沿線などに約140種の13,000株が植えられている。 大塚ではこれまで春と秋に「バラ祭り」開催していたが今年はコロナ感染防止のため中止になっているが、ぶらり散策に最適!!(写真は参考写真)
 このバラをボランティアで世話をしているのは、大塚駅周辺は「南大塚都電沿線協議会」のメンバーで毎月第3日曜日にバラの手入れをしている。荒川区でもボランティアの「荒川バラの会」が維持管理している。
 バラの見どころとしては駒込近くの「都立旧古河庭園」がある。庭園でも毎年「バラフェスティバル」を開催していたが今年は中止だが、庭園は開園していバラも見ごろになっている。
■南大塚都電沿線協議会 http://www.toden-rose.com/wp/?p=1548
■荒川バラの会 https://www.facebook.com/arakawarose/
■旧古河庭園 https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html

2020年 10月 8日(木)

 サンシャイン劇場で 純愛をテーマに 三宅・小倉のSET公演 

 サンシャイン劇場で三宅裕司さん、小倉久寛さんたちの「劇団スーパー・エキセントリック・シアター」(SET)の第58回本公演『世界中がフォーリンラブ』が10月9日から10月25日に行われる。
 この芝居はコロナ以前には、座長に三宅裕司さんによると<SNS、将来の日本、若者>などをテーマを予定していた>が、コロナで重い雰囲気の中で、あえて<純愛をテーマ>にした芝居に変更したという。それが<大爆笑ミュージカル・アクション・コメディー『世界中がフォーリンラブ』で愛と笑いの2時間で「コロナの野郎」を吹っ飛ばし、元気で幸せな生活を取り戻そう>という。
 公演での座席は前後、左右を1席ずつ空けたソーシャルディスタンスを守った座席配置で10月25日まで22回公演が行われる。10月17日の2回の公演は有料(3,500円)でオンラインライブ配信を行い。上演終了後24時間アーカイブで視聴できる。
料金 S席8,500円 A席7,000円 こども券3,000円
■サンシャイン劇場 https://sunshine-theatre.co.jp/lineup/383.html
■劇団スーパー・エキセントリック・シアター http://www.set1979.com/ 

2020年 10月 7日(水)

 中止の「東京よさこい」 オンラインでコンテスト  オリジナル楽曲で

  新型コロナ感染拡大防止にため中止となった「東京よさこい」が全国のよさこいの踊り手の参加できる「オンライン」でコンテスト「H-1(ひふみワン)グランプリ」を開催する。募集期間は10月5日から11月1日。
 池袋西口の秋の一大イベント『ふくろ祭り』の後半日程の「東京よさこい」は10月10・11日に開催予定だったが、昨年の第20回も台風の直撃で中止となっていて2年連続で中止となった。
 その代わりに「東京よさこい」は全国のよさこいの踊り手がオンラインで参加できるオンラインイベント「H-1(ひふみワン)グランプリ」を開催する。
 応募するには「ひふみ」の演舞の様子を事務局に送信する。演舞する「ひふみ」は<ふくろ祭り50周年を記念>して作曲された「東京よさこい」のオリジナルな曲。審査して大賞、準大賞等を選出し、特設ホームページ上で表彰するイベント。グランプリには賞金5万円と次回のよさこい参加費無料、準グランプリ、演出賞,SNS特別賞、演舞賞などが設定されている。
 なお演舞のサンプル動画や応募方法が下記のHPに掲載されている。
■ふくろ祭り https://h-1grandprix.tokyo/

2020年 10月 6日(火)

 池袋駅に東京メトロの案内所 池袋駅でJR・西武・東武に続いて

   東京メトロが10月に有楽町線のチケット売り場に「旅客案内所」を新設した。<芸術都市として進化していく池袋の街を、楽しんでいただけるよう>に案内するという。東京メトロの案内所はすでに上野駅・銀座駅・新宿駅・表参道駅・東京駅・渋谷駅にあり、7駅目。
 池袋駅にはすでに4つの観光案内所があり、池袋駅の5番目に案内所で池袋に乗り入れている鉄道会社がそろった。駅構内の5案内所は連携して情報を共有化などでサービスしているのだろうか?このメトロの案内所は、西武や東武、JRとはことなり、外国人旅行者が減少しているからなのか外国語でのサービス対応を明示していない。(写真は西武案内所)
 池袋駅で最初にできた案内所は中央通路の中ほどにある「JRの案内所」(サッカーワールドカップ日韓大会があった2002年ごろにオープン)。そして2015年10月に東口に西武鉄道が外国人旅行者向けに「SEIBU Tourist Information Center Ikebukuro」を設置し、その1年後の2016年10月にJR東日本も外国人旅行者向けにパルコ1階の路面(その後西口に移転)に「JR EAST Travel Service Center」を開設した。続いて2017年10月に東武鉄道が中央通路に訪日外国人観光客向けに英語、中国語で案内をする「東武ツーリストインフォメーションセンター池袋」をオープンした。
■東京メトロ池袋 https://www.tokyometro.jp/news/2020/208551.html
■JR東日本 池袋案内所 https://www.jreast.co.jp/e/customer_support/service_center_ikebukuro.html
■西武池袋駅 https://www.seiburailway.jp/company/recruit/tourist-information-center/index.html
■東武池袋駅 https://www.tobu.co.jp/file/pdf/b686c6efd8b0c5a9a800c76ea49f51c1/170914_1.pdf?date=20170914141630

2020年 10月 5日(月)

 「ダイヤゲート池袋」で『新・農業人フェア』農業就職・転職LIVE 

 池袋のビックリガードの脇の「ダイヤゲート池袋」4階で<『新・農業人フェア』農業就職・転職LIVE>イベントが10月17日に開催される。農業人フェアは「農業EXPO」と「農業就職・転職LIVE」の2部制で、17日は具体的に農業を仕事としようと考えている人に向けて、農業法人等が中心の就農相談会と会社の説明、キャリアカウンセラーによる就職相談など具体的・専門的就農相談を行う。入場無料、予約不要、服装自由・・
 「農業EXPO」は9月27日にはサンシャインシティで行われていて 全国から自治体、農業法人、就農支援機関など各種団体が多数の出展で行われた。EXPOでは農業未経験者から独立就農希望者まで様々な情報を提供する「農業相談ブース」、「農業法人就職ブース」、「農業研修生ブース」が展開される。「農業EXPO」はこれからも2021年2月7日に有楽町の国際フォーラムと大阪で11月に、農業就職・転職LIVEも東京と大阪で開催が予定されている。後援は農林省・厚生労働省
■新農業人 https://www.shin-nogyojin-yumex.com/
■農業をはじめる.JP https://www.be-farmer.jp/
■農林省 新農業人ポータル https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/
■新農業人 YouTube https://www.youtube.com/channel/UCXKycLQJ4kywKbdI5GZEPrw/

2020年 10月 2日(金)

 池袋西口 光文社ビルの跡は 2024年に高層マンション 30階 高さ100m 

 池袋西口の池袋駅から要町駅に抜ける通称「乱歩通り」の中ほどのランドマークだったレンガ色の「光文社ビル」が解体され、白い仮囲いに「建築計画のお知らせ」が掲示されている。計画によると新しいビルは高層マンションで、地上30階地下1階、高さおよそ100mの建物になる.。(写真は2020/10 と光文社ビル2020/01)
 建設主は東京建物、三菱地所レジデンス、東急不動産の3社で、着工は2021年4月で建設期間は3年間で完成は2024年4月となっている。
 旧光文社ビルは1987年に建設され、1階には1999年4月に開館した光文文化財団が運営していたミステリー専門図書館「ミステリー文学資料館」が開館した。その資料館も20年を経た2019年7月に閉館した。ミステリー文学関係の所蔵資料は光文社が継続して所蔵している。なお「光文文化財団」は<日本ミステリー文学大賞>、<日本ミステリー文学大賞新人賞>、<鶴屋南北戯曲賞>を主宰している。
■光文社 https://www.kobunsha.com/
■ミステリー文学資料館 https://www.mys-bun.or.jp/#mysbunMap

2020年 10月 1日(木)

 東京芸術劇場がオープンして30年 記念 コンサート・演劇・オペラ

 東京芸術劇場が開館したのが1990年10月で今年で30年になる。劇場が主催して30年周年を記念して演劇公演、オペラ、コンサートを開催する。
 その第一弾が10月15日から11月1日までシェイクスピア『真夏の夜の夢』を公演する。こう芝居は原作に野田秀樹さんが潤色、演出は ルーマニアのシルヴィウ・プルカレーテさん、鈴木杏さん、北乃きいさん、加治将樹さん、矢崎広さんなどが出演する。
 次は10月30日・11月1日にモーツアルトオペラ<野田版『フィガロの結婚』〜庭師は見た!〜>演出野田秀樹さん、指揮は井上道義さん。
 第3弾は12月4日読売日本交響楽団演奏会、指揮者はマキシム・パスカルさん、ピアノは若手のホープ反田恭平さん。演奏曲はラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲、ドビュッシーの「海」など
 東京芸術劇場の地には、以前は東京学芸大学附属小学校が1964年まであり、その後は空き地の状態が長く続いていた。その空き地について池袋西口商店街などから東京都に「芸術文化会館」建設の要望が強くあった。池袋西口商店街は誘致を進めるために、その空き地で、区内の小・中学校や高校、大学のブラスバンドやオーケストラ、豊島区管弦楽団などが出演する「キャンパス音楽祭」を開催していた。
 芸劇の都民披露公演として 1990年11月4日に豊島区管弦楽団の演奏会がありチャイコフスキーの交響曲 第6番「悲愴」など演奏した。
■東京芸術劇場30周年 https://www.geigeki.jp/ch/ch2/index.html
■『真夏の夜の夢』 https://www.geigeki.jp/performance/theater245/
■『フィガロの結婚』https://www.geigeki.jp/performance/concert212/
■読売日本交響楽団 https://www.geigeki.jp/performance/concert219/
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