2018年 7月

2018年 7月31日(火)

 都民からの事業提案の募集始まる 昨年の採用は9事業8.5億円


中池袋公園のサルスベリ
 昨年から東京都が始めた「都民による事業提案制度」の2019年度予算に向けて6月29日から9月25日の締切で始まった。今年の対象分野は、子育て支援・高齢化対策・働き方改革・女性が輝く社会づくり(新)・環境対策・起業・創業支援(新)・観光振興(新)・防災対策・空き家活用・まちの元気創出、ボランティアの推進(新)の12分野で4分野が追加されている。提案の視点として<IoT、AI、FinTechなどの最先端技術の活用、ビッグデータの活用、ボランティアや地域コミュニティの活用>などを期待しているようだ。
 昨年の実績は都民からの事業提案は255件あり、それをもとに都庁職員が事業として構築した26件を、都民によるインターネットなどによる4185件の投票があった。投票で1位の提案と僅差で2位の提案を9事業(8.5億円)を選定し2018年度予算に計上した。
 子育て支援の分野では「森と自然を活用した保育等の推進」で2億円、環境対策の分野では<食品ロス削減!区市町村支援事業>で2千万円などとなっている。
 なお都民提案と同時に「大学研究者による事業提案制度」でも募集を始めている。
■東京都民提案 http://www.zaimu.metro.tokyo.jp/zaisei/teian/31tomin.html
■2017年の結果 http://www.zaimu.metro.tokyo.jp/zaisei/teian/touhyou_kekka.html
■大学研究者による事業提案 http://www.zaimu.metro.tokyo.jp/zaisei/teian/31daigaku.html

2018年 7月30日(月)

 第30回池袋演劇は 54劇団が参加して9月1日から

 第30回池袋演劇祭の詳細が公表された。今回は29回の入賞団体・特別参加団体を含め54団体が参加して、池袋や近郊の17会場を会場に行われる。なお、池袋を中心に開催される「東京芸術祭2018」の<としま国際アート・カルチャー都市発信プログラム>として開催される。
 参加作品のひと目で分かるという「前夜祭」8月23日午後5時30分からにサンシャインシティ噴水広場で行われる。
 各地で演劇祭は開催されているが、池袋演劇祭は独特のシステムで運営されている。参加団体のエントリーが公募であること。そして池袋演劇祭大賞などの各賞を決める審査員と審査方法が独自であることだ。審査にあたるのは公募による100人の審査員であること。そして審査員は参加公演の指定された3から5公演を鑑賞し、採点表に記入のうえ事務局に渡し、事務局が採点表を集計して各賞を決める。
 参加する団体の条件は、演劇祭の期間内(9月1日から30日)に豊島区内の劇場・ホール等で2日間で、2回以上の公演ができること。審査員になるには<18歳以上で、演劇祭行事に積極的に参加できる方。>と言う条件を満たした人。審査は事務局が指定した3〜5公演を鑑賞して用意された採点表に記入事務局に提出をすることなどで、演劇に素人でも審査員になれる。
 第16回−29回の記録>>●   。
■第30回池袋演劇祭 http://www.ikebukuroengekisai.jp/
■東京芸術祭2018 http://tokyo-festival.jp/2017/news/1453/

2018年 7月27日(金)

映画で歴史や社会を 8・15特別企画 新文芸坐

<映画を通して歴史や社会を考える 戦争 軍隊 原爆 冤罪>
 8月5日から17日に池袋の「新文芸坐」で<映画を通して歴史や社会を考える 戦争 軍隊 原爆 冤罪>をテーマとした企画で29作品の連続上映する。上映されるのは、1956年の今井正監督・橋本忍脚本「真昼の暗黒」、1952年の山本薩夫監督「真空地帯」、1972年の深作欣二監督「軍旗はためく下に」、2015年の塚本晋也監督「野火」、そしてこの企画には「進藤兼人平和映画祭」での2015年の山田洋次監督「母と暮せば」など5作品も含まれている。さらにこの期間のレートショーとして2016年米・仏などの作品「私はあなたのニグロではない」、2017年の米国のスマホで撮ったドキュメント映画「ラッカは静かに虐殺されている」が上映される。
 なお、特別企画として8月5日には俳優の北村総一朗さん、9日は塚本晋也監督、10日は吉永小百合さん、11日は山田洋次監督、15日は渡辺美佐子さんをゲストに迎えてトークショーが行われる。
■新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/program.html

2018年 7月26日(木)

 ハザードマップはどこに 洪水 土砂災害

豊島区洪水ハザードマップ
 7月の西日本豪雨が大被害をもたらした。その被害状況についてあるメディアが、その地域のハザードマップで示された場所が大きな被害を被っていると言う報道があった。日頃あまり気にかけていない「ハザードマップ」の重要性を再認識させられた。
 池袋がある豊島区、そして隣接する新宿区、練馬区、板橋区、北区、文京区のハザードマップははどうなっているのだろう。
 豊島区が作成している「洪水ハザードマップ」で想定している大雨は平成12年の東海豪雨によるもの。洪水が予想されているは流域は2ヶ所で、新宿区との区境の神田川と今では暗渠になっている旧谷端川の流域(山手通り沿い)となっている。神田川は、平成12年頃まで地中に大規模な貯水施設が完成するまでたびたびの洪水があった、旧谷端川の流域は暗渠で上部は緑道公園となっている。
 豊島区に接している各区のハザードマップは地区の特性に合わあせて、洪水ハザードマップと地震ハザードマップ、土砂災害ハザードマップを作成して公表している。東京都は「水防災総合情報システム」で東京都が観測している降雨量や河川水位情報や注意報・警報・特別警報をリアルタイムで情報提供している。
 国土交通省では「わがまちハザードマップ」というサイトで全国各地のハザードマップを提供している。
■豊島区 https://www.city.toshima.lg.jp/042/bosai/taisaku/hazard-map/010305.html
■板橋区 http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/009/009967.html
■新宿区 http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/009/009967.html
■練馬区 http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/suigai/index.html
■文京区 http://www.city.bunkyo.lg.jp/bosai/bosai/bousai/Panfu.html
■北区 https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/bosai-bohan/bosai/suigai.html
■都 水防災総合情報システム http://www.kasen-suibo.metro.tokyo.jp/im/uryosuii/tsim0102g.html
■国土交通省 https://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/

2018年 7月25日(水)

 芸劇でイギリスの学生劇団 シェイクスピアの喜劇『十二夜』 8月7・8日

 イギリスのオックスフォード大学学生演劇協会の来日公演が、東京芸術劇場シアターウエストで8月7日と8日に行われる。演目はシェイクスピアの『十二夜』で英語で上演されるが日本語字幕付となっている。『十二夜』は思い込みが引き起こす恋のドタバタを描いた喜劇。この団体は創設130年の歴史と伝統を誇るスチューデント・ドラマ・ソサエティ。
 今回の公演は2018年劇団のツアーで、イギリスでは7月25日からロンドン、オックスフォードなど4ヶ所と日本では8月5日から埼玉、そして東京と京都で公演する。芸劇の入場料は2,500円、U-25 2,000円、高校生は1,000円。
■オックスフォード大学演劇協会 https://www.shakespeare-tour.com/about?_fsi=jHHNmZR5
■東京芸術劇場 http://www.geigeki.jp/performance/theater178/

2018年 7月24日(火)

 8月の池袋演芸場は熱い 小三治 神田紫 神田紅 神田陽子 三三 正蔵

8月下席 番組
 池袋駅西口の池袋演芸場の上席・中席・下席とも興味深い出し物が続く。8月1日から10日までの上席は、落語協会の当番で、昼の部(12:30〜4:30)は林家正蔵さん、柳屋花禄さん、そしてトリは、柳屋小三治と柳屋さん喬さんが交互出演する。夜の部(5:00〜8:30)は三遊亭歌之介さん、三遊亭圓丈さん、柳亭市馬さん、トリは林家正雀さん。昼夜入替えなしで入場料3,000円。
 8月11日から20日の中席は落語芸術協会(会長三遊亭小遊三)の担当。昼の部(12:30〜4:15)、桂文治さん、三遊亭笑遊さん、トリは滝川鯉昇さん、夜の部(4:45〜8:30)は若手の女流講談師、神田真紅さん、神田紅純さん、桂小南さん、桂枝太郎さん、そしてトリはは神田紫さん、神田紅さん、神田陽子さんの3人が交互に務める。昼夜入替えなしで入場料2,800円。
 下席(8月21日から30日)は昼の部(2時〜5時)は、柳家三三さんと林家正蔵さんが交互にトリに、そして仲入り前も交互に高座に上がる。この組み合わせは池袋演芸場の8月下席の恒例となっていて人気がありチケット売り場に行列ができる。入場料2,000円と普段より安くなっている。夜の部は、落語協会特選会で毎日日替わりで「三遊亭金朝の会」、「萬窓百景」、「二ツ目勉強会」など、一日ごと料金は変わる。
■池袋演芸場 http://www.ike-en.com/index2.html#
■落語協会 http://rakugo-kyokai.jp/
■落語芸術協会 https://www.geikyo.com/
■日本講談協会 http://n-kodan.com/index.htm

2018年 7月23日(月)

小学生の夏休み自由研究に 「むかしの豊島区のくらし」

 小学生の夏休み自由研究のために<ワークショップ 遊び・食べ物・祭り「むかしの豊島区のくらし」>が、土曜日の7月28日(10時半〜12時)、8月4日(14時〜15時半)、8月28日(10時半〜12時)の3回連続で開催される。主催は 豊島区「としまの記憶」をつなぐ会
 第1回のテーマは、動画上映とオリエンテーション、動画と語り部の方の体験を聞く。第2回は 自由研究のテーマを決める、家族や近隣の方へ取材の方法について。第3回は 作品発表と提出。オリジナルは学校に、コピーを「としまの記憶」をつなぐ会へ 。会場は豊島区立中央図書館会議室、定員15組30人。参加費500円(資料代)。申込みは npo@toshima-kioku.jp 締切は7月25日。
■「としまの記憶」をつなぐ会 http://www.toshima-kioku.jp/
豊島区立郷土資料館
豊島区立郷土資料館
 自由研究に役立つ豊島区立郷土資料館が西池袋 の「IKE・Biz」7階にある。展示は「むかしの豊島区のくらし」を探るには格好の展示物がある。特に展示の見どころ解説が参考になるだろう。夏休み中は7月28日(土)と8月25日(土)の午後2時から行われる。
 常設展示は、豊島区の歴史を全長6メートルの「色でたどる豊島区年表」が最初にあり、次に「自然・人が刻んだ痕跡を高さ4メートルの地層剥ぎ取り標本」、豊島区の原風景以前「旧石器から武士の登場まで幾重にも重なった区域の風景」、それから、原風景の形成と変容「江戸に接する農村地帯の実情と変化を、古文書などで展示」、近代都市への道「都市化を、交通・産業・娯楽などで紹介」、語り継ぐ・戦争「戦中・戦後の生活資料や空襲直後の写真、被災資料など」、暮らす・祈り「生活資料を中心に、暮らしの変化や様相を」と続く7つのパート展示で構成されている。
■豊島区立郷土資料館 http://www.city.toshima.lg.jp/bunka/bunka/shiryokan/index.html

2018年 7月20日(金)

 池袋駅に特設ゴールカウンター「ポケモンスタンプラリー」


ポケモンスタンプラリー特設ゴールカウンター
 JR池袋駅構内に7月13日から始まった「JR東日本ポケモンスタンプラリー2018」の特設ゴールカウンターが開設されている。「ポケモンスタンプラリー」は子供の人気イベントで、ここ数年夏休み時期になると池袋駅構内で親子でスタンプラリーに参加している姿を見かける。ことしのスタンプラリーは、JR東日本の首都圏の55駅でスタンプを押せる。
 山手線では池袋、大塚、巣鴨を含む15駅、高崎線では遠くは桶川駅、宇都宮線では蓮田駅、中央線では八王子駅、東海道線は大船駅、総武線は蘇我駅、常磐線は牛久駅などの55駅。 スタンプ6駅達成でゴールとなり、11駅の売店「NewDays」で6駅達成の賞品「オリジナルポケモンパスケース」「オリジナルポケモンスタンプラリー帳」を受け取ることができる。
 さらに55駅のスタンプを獲得すると、池袋駅と東京駅の特設ゴールカウンター全駅達成賞品 「オリジナルポケモンビニールバック(全駅達成記念チャーム付)」がもらえる。
 55駅を回るのは大変だが、エリア内の1日乗り放題の<休日おでかけパス(1日間有効)2,670円、こども1,330円>が便利。7月20日〜8月31日の期間販売中。6駅制覇には都区内パス(1日有効)で750円、こども370円。
■ポケモンスタンプラリー http://www.jreast.co.jp/pokemon-rally/

2018年 7月19日(木)

 東京都の7月豪雨被災地への支援 

  東京都は7月豪雨の被災地で様々な支援活動を展開しているようだが詳細は不明だ。そこで都としてどのような対応をしているかを、東京都がHPで公表している報道発表でその動向を追ってみる。
 都は被災地支援について、7月9日の第1報から7月18日現在の17報まで報道発表している。第1報では愛媛県への職員3名の派遣、7月11日の第3報では岡山県倉敷市に職員20名の派遣、7月11日の4・5報では義援金について、12日の第6報では被災地の生徒の都立学校への受け入れについて、17日の第13報では被災者の公営住宅への受け入れ(都営住宅170戸、公社住宅50戸)を公表、17日の第15報では広島県三原市へ保健師など3名派遣、18日の第17報では倉敷市に職員3名を派遣。
■都報道発表2018年7月 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/07/index.html 

2018年 7月18日(水)

書店の中の書店 27代目柄谷行人書店 ジュンク堂池袋本店

 ジュンク堂書店池袋本店の6階に「柄谷行人書店」が6月から開店している。書店は半年間ほど営業する期間限定の書店だ。この書店は店長の著作と店長が選択した棚の店舗だ。棚は店長さんの書斎の一部が移転してきているようだ。
 棚には柄谷さんの著作、解説した本が148冊、柄谷さんが読んできた本や書評をした本108冊 、幅広い分野の本、新旧、内外の古典など465冊で約700点の書籍が配架されている。
 柄谷行人さんは哲学者・文芸批評家で法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学比較文学科客員教授などを歴任している。著書は「定本日本近代文学の起源」「トランスクリティーク カントとマルクス」「世界史の構造」(岩波書店現代文庫)、「畏怖する人間」「意味という病」(講談社文芸文庫)「倫理21」(平凡社ライブラリー)など。
■柄谷行人書店 https://honto.jp/cp/netstore/2018/karatani-kojin.html 
■ジュンク堂池袋本店 https://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html

2018年 7月17日(火)

雑司が谷の「砂金家長屋」と「並木ハウス」が国の有形文化財に

改築中の外装(平成20年)
砂金家長屋 改築中の外装
(平成20年)
昭和7年頃の写真(改築中の掲示物)
砂金家長屋 昭和7年頃の写真(改築中の掲示物)
 雑司が谷の鬼子母神のケヤキ並木の中ほどにある「砂金家長屋」と、長屋の後ろにある「並木ハウス」が2018年5月10日付けで国の有形文化財に登録された。
 文化審議会の登録答申に記載されている登録理由は、「砂金家長屋」については<正面洋風の五軒長屋で,水平性を強調した窓や軒の金属張りが昭和前期流行のデザインを伝えるもの>。建物は昭和7年頃の建築で長屋建ての店舗兼住宅で、平成20年に改築されてている。
 「並木ハウス」については、<幅広の中廊下や床の間付きの部屋、気品あるかたちの手すりが特徴的な上質な仕様の賃貸アパート。> 昭和28年の建築で平成21年に改修している。並木ハウスには漫画家の手塚治さんの仕事場だったことは広く知られているので、このことが登録の裏の理由だったかもしれない。
 登録有形文化財(建造物)は全国に11,772件で東京都には368件あったが、今回の登録で全国で11,886件となる。
■文化庁報道発表 http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1402122.html
■国指定文化財等データベースhttps://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/index_pc.html 
■文化審議会 http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/

2018年 7月13日(金)

昆虫標本<東京大学秘蔵コレクション展> 池袋の『平和・トンボ資料館』の標本も

『珠玉の昆虫標本 ーー江戸から平成の昆虫研究を支えた 東京大学秘蔵コレクション』展
 池袋1丁目の「池袋の森」の近くにあった『平和・トンボ資料館』(館長白石浩次郎さん)が2010年9月に閉館し、その資料が2010年12月に東京大学総合研究博物館に寄贈され。その資料が7月14日から10月14日に東京大学総合研究博物館の特別展示『珠玉の昆虫標本 ーー江戸から平成の昆虫研究を支えた 東京大学秘蔵コレクション』展で展示公開される。
 今回の展示は<東京大学総合研究博物館が収蔵している約70万点の昆虫標本のうち、日本の昆虫研究史の源流ともいえる学術標本から現在に至るまで継続的に収集、研究されてきた秘蔵コレクション約50,000点を公開>する。主な展示は15のコレクションで、江戸時代に製作された日本最古の昆虫標本、明治〜大正期の昆虫標本、ブータン国王陛下から贈呈されたブータンシボリアゲハなどとともに「平和・トンボ資料館館長・白石浩次郎のトンボ標本」も展示される。なお『平和・トンボ資料館』の資料は<白石浩次郎昆虫コレクション目録 蜻蛉目>として写真とともにインターネットで公開されている。
  東京大学総合研究博物館(本郷キャンパス) 10:00〜17:00(入館は16:30まで) 休館日は月曜 入館料 無料     旧トンボ資料館資料>>●
■珠玉の昆虫標本展 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2018konchu.html
■東大 白石浩次郎コレクション目録 http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DDoubutu/shiraishi/jp/index.php

2018年 7月12日(木)

池袋にシネコン 2019年秋に12スクリーン 約2,500席

『(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックスプロジェクト』
 東池袋一丁目に14階建てシネコンの建設が進み鉄骨組みが姿をみせている。この場所には以前はブランズウイックボーリング、ヤマハの音楽教室、バッティングセンターなどがあったビルで、東急不動産が『(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックスプロジェクト』として再開発している。このビルの開業は来年秋でにオープン予定になっている。
 建物は地下2階地上14階建てで、地下1階から3階までは店舗フロアー、4階から14階まで映画館となる。映画館部分は12スクリーンで座席数は約2,500席で首都圏では最大級だという。店舗部分は東急不動産が運営し、映画館部分はシネマサンシャインが運営する。シネマサンシャイン(佐々木興行)は池袋本社ほかに全国で14箇所のシネマコンプレックスを運営している。
 池袋にはあと一つシネコンの計画がある。豊島区役所・公会堂跡に建設中の「ハレザ池袋」のオフィス棟の2階〜6階にTOHO シネマズが10スクリーン・約1,700席のシネコンを2020年春にオープン予定。
■東急不動産 http://www.tokyu-land.co.jp/news/2017/000693.html
■シネマサンシャイン http://www.cinemasunshine.co.jp/
■ハレザ池袋オフィス棟 http://hareza-ikebukuro.com/office/

2018年 7月11 日(水)

 女性の活躍を支援している企業・グループ・個人を 都が募集

 東京都が「東京都女性活躍推進大賞」という表彰制度で、我こそは「女性の活躍を推進」しているという企業・グループを募集していて、個人については推薦を募集している。募集は団体部門は産業、医療・福祉、教育、地域の4分野と個人(推薦)で応募・推薦は8月31日まで。詳細は下記HPで。
 この表彰制度は、前舛添知事時代の2014(平成26)年度から行われていて今回で5回目となる。昨年度(2017)は大賞には<団体>部門で4団体、個人部門では1個人、優秀賞には5団体・1個人が選ばれている。都は受賞した団体や個人の取組を都のWebサイトや各種広報、新聞や就職情報サイト等のメディアで広く発信する。
 受賞の例としては、昨年度の団体部門で活躍推進大賞の三井住友海上火災保険は、女性管理職を平成25年に90名から平成29年には262名としたこと。優秀賞は、順天堂大学で医学部の女性教授の増加で平成23年の2名 1.7%から平成29年には11名 6.9%にしてたことなどで表彰されている。
■都女性活躍推進大賞募集 http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/danjo/jokatsu/taisho.html
■2017年女性活躍推進大賞 http://www.tokyo-danjo.jp/women/women/29taisho.html
■東京都女性活躍推進ポータルサイト http://www.tokyo-danjo.jp/women/

2018年 7月10 日(火)

 いよいよ花火シーズン 池袋の近くはいたばし花火

 池袋に近いところで花火大会は8月4日(土)の「第59回いたばし花火大会」で荒川対岸の「戸田橋花火大会」と同日開催で19時開始、約1万2000発、例年の人出は板橋側の約52万人、戸田市側は約45万人。
 都内で一番早いのは7月21日19時半からの「第40回足立の花火」で1万3600発で例年は人出66万人、会場は荒川河川敷(千住新橋〜西新井橋間)。次いで7月24日19:20からの「第52回葛飾納涼花火大会」会場は葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷)約1万3000発、例年の人出約68万人。東京の代表的花火大会の「第41回隅田川花火大会」7月28日、打ち上げ数は約2万発、例年の人出は74万8000人。
 8月になって1日に「第36回江東花火大会」で午後7時30分から、会場は荒川・砂町水辺公園、打上げ数約4,000発、観客は例年約30万人。8月4日は上記の「いたばし花火大会」と 「第43回江戸川区花火大会」で対岸の「市川市民納涼花火大会」と同時開催で午後7時15分から 打上総数約14,000発。
 8月11日に2ヶ所で開催される花火大会は、花火だけではなくアーティストのパーフォーマンスが行われる。一つは明治神宮外苑で行われる「神宮外苑花火大会」で19時半から、打上げ数1万2000発。あとはお台場海浜公園を会場とする「東京花火大祭〜EDOMODE〜」で19時10分から、打上数は約12,000発。
■いたばし花火大会 http://itabashihanabi.jp/
■戸田橋花火大会 http://www.todabashi-hanabi.jp/
■足立の花火 http://adachikanko.net/event-hanabi40
■葛飾納涼花火大会 http://www.city.katsushika.lg.jp/tourism/1000065/1017596.html
■隅田川花火大会 https://www.sumidagawa-hanabi.com/
■江東花火大会 http://www.city.koto.lg.jp/101032/kurashi/komyunitei/hanabi/67.html
■江戸川花火大会 https://www.city.edogawa.tokyo.jp/hanabi/
■神宮外苑花火大会 http://www.jinguhanabi.com/
■東京花火大祭〜EDOMODE〜<お台場海浜公園>https://tokyohanabi.jp/

2018年 7月 9日(月)

新文芸坐で三船敏郎・映画 35本連続上映7月10日から

 東池袋の新文芸坐で三船敏郎さんが出演した映画の連続上映[永遠の映画スター三船敏郎」が7月10日から25日まで興行がある。それも三船敏郎というと黒沢明さん監督作品での三船というイメージが強いが、この興行は黒沢作品だけでなく三船さんが出演した名作を上映する。
 この企画は『三船敏郎、この10本』という本の刊行記念で行われる。本は三船プロダクション監修で、高田雅彦さん編著の書籍で、3部で構成で三船の人物像、三船の主演作・助演作・外国映画の3カテゴリーでそれぞれ10本を紹介し、データとして出演作品一覧などを収禄している。今回の連続上映中の7月16日には編著者の高田雅彦さんと三船史郎(三船敏郎の子息)のトークショ−が行われる。。
 上映作品は1947年の谷口千吉監督「銀嶺の果て」、1950年の木下恵介監督「婚約指輪」、1960年の岡本喜八監督の「暗黒街の対決」、1967年の小林正樹監督「上意討ち 拝領妻始末」、変わったものでは山田洋次監督の「男はつらいよ 知床旅情」などは2本立て興行、そして午前9時45分からの一本立てのモーニング・ショーでは[MIFUNE LAST SAMURAI」、黒沢監督の1957年の「蜘蛛巣城」、1948年の「酔いどれ天使は」は複数回上映される。
 入場料 2本立て、1本立てとも 1,350円、シニア1,100円
■新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/program.html#d0710
■白桃書房「三船敏郎、この10本」 http://www.hakutou.co.jp/book/b352296.html

2018年 7月 6日(金)

都内の公立小・中・高学校など 7・8月は体罰防止月間

  都教育委員会は6月28日に、学校ににおける体罰の実態調査の結果を公表し、体罰の防止に向けて<7・8月を体罰防止月間>として各種の取り組みをする。各学校で体罰根絶の宣言を行いホームページなどで公表すること、体罰などで懲戒処分を受けた者に対しアンガーマネジメント研修などを行う。
 実態調査は2017年12月に区市町村立及び都立学校全2,161校の校長、副校長、教職員、児童・生徒全てを対象に調査を行ったもの。公表されたデータによる、調査に対して報告があったのは299校で体罰は402人となっている。報告では体罰を(1)体罰22人、(2)不適切な行為219人、(3)指導の範囲内161人の3つの類型に分けていて総計402人となっている。
 体罰の内容については、行為社別(教職員・外部指導者など)、場所別(授業中、部活動中)、場所別、体罰者別、傷害別、原因別、認識別で分類されている。公表されたデータには体罰が行われた学校名も明記されている。
 都によると調査を始めた2012(平成24)年度(182人)との比較では、約8分の1に減少している。 2015(平成27)年に行われた調査比では147人減、2016(平成28)年比は4人減となっている。
■都教育庁体罰の実態調査 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/06/29/01.html

2018年 7月 5日(木)

 南大塚の出版社「日本評論社」が100年

ジュンク堂池袋本店「日本評論社創業100年ブックフェア」
 ジュンク堂池袋本店の売り場で「日本評論社創業100年ブックフェア」の棚がつくられていた。日本評論社は法学、経済学、数学、心理学を学んだ人の多くが一度は読んであろう雑誌「法律時評」、「法学セミナー」、「経済セミナー」、「数学セミナー」、「こころの科学」などを発行している。雑誌だけではなく法律学、経済学、心理学、社会学、数学、物理学、天文学などの分野を書籍をたくさん出版している。
 その日本評論社が出版社が多い神田周辺ではなく、南大塚にあることはあまり知られていない。ブックフェア目録によると、1918(大正7)年の本郷弓町で創業し、麹町区、京橋、新宿須賀町を経て、1987(昭和62)年に南大塚に移転して豊島区歴が31年の地元企業だ
 創業は1918(大正7)年だが、前史は1912年の「東京評論」の創刊だそうで、岩波書店の創業が1913年なので出版業を始めたのは岩波より1年前だ。。
■日本評論社 https://www.nippyo.co.jp/
■ジュンク堂池袋本店 https://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html

2018年 7月 4日(水)

 西武池袋本店で障害者総合美術展 7月27日から31日

第33回東京都障害者総合美術展
 7月27日から31日に西武池袋本店7階で<「第33回東京都障害者総合美術展」〜美のなかにふれあいがある〜>が開催される。展示作品は絵画・書・写真・造形などおよそ200点。開催の趣旨は、しょうがい者の芸術・文化活動の成果の発表し、優れた才能の発掘・育成、そして障害者の生活を豊かにし、自立と社会参加を促進すること。さらに障害者に対する都民の理解や認識を深めることにおいている。
 展示は、今年の5月に都内在住で身体障害者手帳・愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳等を所持している人と発達障害などがある方を対象に募集した作品。主催は東京都で日本チャリティ協会が共催している。入場無料
 豊島区役所でも障害者アート「ときめき想造展」を毎年開催している。平成20年にはじめ今年で第11回目となる展示会が3月に区役所センタースクエアで開催された。
■東京都庁 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/koza/bijutsuten.html
■PARAART http://www.paraart.jp/
■ときめき想造展 https://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/hodo/h3003/1803141412.html

2018年 7月 3日(火)

7月20・21・22日は池袋フラフェスタ 今回は大塚でも

 今年で16回目となる「東京フラフェスタin池袋」は7月20日の池袋西口公園での前夜祭で始まる。そして21・22日は池袋西口公園、池袋西口駅前広場など7会場で開催される。
 会場は2会場に加えて、東武百貨店屋上、サンシャインシティ噴水広場、豊島区役所センタースクエア、東池袋中央公園、そして今年からJR大塚駅南口駅前も会場になる。
 今年はフラダンスチームは昨年より10チーム増えて181チームが参加、踊り手は約4,000名になる。開演時間は会場によってさまざまだが、西口公園は連日11時からで終演は20・21日は20時、22日は19時。池袋西口公園には会場の周りに各種の模擬店が出店する。
■東京フラフェスタin池袋 http://www.kanko-toshima.jp/Event/event_05.php

2018年 7月 2日(月)

夏に チョット(1日から数日)のボランティアの体験を

「夏!体験ボランティア」
 豊島ボランティアセンターが、ボランティア体験を1日から数日やってみませんかと「夏!体験ボランティア」を開催する。期間は7月23日〜8月31日。対象は中学生(含む)より年上で、ボランティア活動に興味・関心のある方にむけての機会提供。
 ボランティアセンターが各種のボランティアの活動の場所の紹介と事前オリエンテーションを実施し、参加者はボランティア活動の後に報告書を協議会に提出する。
 活動は、地域の老人ホームや地域のボランティア団体での活動、障がい者施設での活動、 障がい児との交流、病院内での活動、 献血ルームでの手伝い、在日外国人支援、 国際交流活動、自然保護、 環境保護、 リサイクル活動などさまざまな場所で行う。
 活動説明会は、7月6・8・9日に雑司が谷地域文化創造館と西池袋のIKE-Bizで4回行われ、いずれかに参加することが必要。詳細は下記で
■夏!体験ボランティア http://toshima-shakyo.or.jp/contents/event/summer_volunteer_2018.html
 
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