2008年5月

2008年5月30日

男女の雇用平等

さつき展
 東京都は、6月を「男女雇用平等推進月間」とさだめて労働相談情報センターで各種のセミナーを開催している。東京都労働情報センター池袋事務所では7月7日・11日の夜間にセミナー「賃金・給料の平等をめざして」の参加者を募集している。労働相談情報センターは、セミナーだけではなく「働くこと」についての相談、調査も行っている。
 雇用の問題や労働関係は東京都の仕事だが、それ以外の分野で豊島区役所は、男女平等推進センター(池袋西口、勤労福祉会館3階)の設置や「としま男女共同参画推進プラン」を作成するなど積極的だ。身近な男女平等に関する学習や相談などは男女平等推進センターへ。
■セミナー http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/cgi-bin/seminar/seminar.cgi
■男女平等推進センター http://www.city.toshima.tokyo.jp/danjyo/
2008年5月29日

豊島区の人口が増えている

サンシャイン通りの新しいビル(旧はせがわラーメン店跡) 1・2階はメガネ屋のようだ
 豊島新聞(5月28日号)によると、豊島区の人口は、東京オリンピックがあった昭和39年には350,997人(住民登録数)、その後減少が続き、平成9年には246,505人(外国籍住民含む)を底に増加に転じて、平成15・16年には減少したが、再び増加が続き、この5月20日に平成4年以来の26万人になった。それにともない人口密度も中野区と並んで全国一にもなった。豊島区役所は4年後に27万人、10年後には28万人に増やすことを目標としているという。
■豊島新聞 http://www.toshima.ne.jp/~shinbun/
2008年5月28日

池袋の森の初夏

トンボ池のオタマジャクシ 柿のはな
 池袋の街中にぽつんと小さな森に初夏が訪れている。園内のトンボ池にはたくさんのオタマジャクシのむれができている。池袋の森を観察している「池袋の森 観察日記」によると、テントウムシ、ヒキガエル、クロスギンヤンマ、チョウなどが飛来しているようだ。
■池袋の森 http://www.city.toshima.tokyo.jp/kouen/k_58.html
■池袋の森観察日記 http://mori.blog.ocn.ne.jp/
2008年5月27日

新しい店が次々と池袋東口

ロクシタン(池袋店) アートスポーツ池袋店
 池袋東口、長距離バスの乗り場近く平和堂薬局跡のビルに「ロクシタン」というフランス発祥の化粧品店の池袋店が6月の開店に向けて工事中。この店舗にはカフェ も併設される。そしてその3軒ほど先には、テニス・トライアスロン・ランニング専門店「アートスポーツ」池袋店が6月7日の開店に向けての工事中。
■ロクシタン http://www.loccitane.co.jp/shop/default.aspx
■アートスポーツ http://www.art-sports.co.jp/
2008年5月26日

新雑司が谷駅を祝うイベント

祝賀実行委員会の掲示(JR目白駅前)
 6月14日に副都心線が開通し新しい駅ができるが、豊島区内では雑司が谷駅が唯一の新駅。その開設を祝うイベントの案内がJR目白駅前に掲げられた。14日は夜7時半から万灯が新雑司ヶ駅周辺を練り歩く、15日は祝賀パレードがJR目白駅朝9時半から雑司ヶ谷に向け行進。東京音楽大学では午後1時から、鬼子母神の境内で9時から古本市や手作り市などイベントがもりだくさん。
  東京メトロは、5月23日に新線の駅構内に展示する美術作品を発表した。駅構内をゆとりと潤いのある文化的空間にしたいとのねらいから設置だそうだ。陶板、ステンドグラス、金属、モザイクタイルなどを8駅に14の作品、雑司が谷駅には木村光佑作の「雑司が谷物語」、「雑司が谷の詩」の2作品が展示される。
■祝賀実行委員会 http://deai-zoshigaya.jp/
■東京メトロ  http://www.tokyometro.jp/news/2008/2008-27.html
2008年5月23日

学習院大学の建築紛争

学習院の建設計画(自然科学研究棟)
 学習院大学が建設を予定している自然科学研究棟について、周辺住民が危険な生物化学施設だとして建設に反対している。大学は、説明会やホームページで、現在も将来も「P3」レベルの施設を保有せず「P3」レベルの実験を行なうことはないとしている。
 大学は5月11日に説明会を開催し、そののち工事を再開した。この説明会の様子を住民運動側はホームページで公表しているが、学習院大学も5月11日に説明した研究内容や安全管理の体制の公開について5月中にホームページに掲載するようだ。
■学習院大学 http://www.gakushuin.ac.jp/univ/
■住民運動 http://www1.suisui.ne.jp/~kingdom/
2008年5月22日

豊島区の経営プラン

 豊島区役所が「未来戦略推進プラン2008- 基本計画・実施計画 -」という資料を5月22日、ホームページで公開した。全文で342ページで読むのに大変、昨年の「プラン2007」については概要版が出されたので今回もそのうちに公表されるだろう。
 この文書は、都市としての信頼を確かのものとしていくために、都市経営と行政経営の視点からの戦略の公表だという。いわば豊島区の経営方針を具体的な施策、例えば区職員を2,000名にするなどを示して区民に説明するものだ。PDFファイルで配布されているので、関心のある言葉(例、区民ひろば)で検索して関係部分だけでも読むことができる。
■豊島区 http://www.city.toshima.tokyo.jp/seisaku/plan/2008/miraiplan2008.html
2008年5月21日

豊島のバリアフリー情報誌

豊島のバリアフリー情報誌「IKUZO」17号
 豊島ボランティアセンターは、障害者や高齢者をはじめ安心して利用できる商店や施設などを紹介するパンフレット『IKUZO』を発行している。最新号(17号)は運動特集で、北区にある東京都障害者総合センター、ハタボーリングで活動している東京都視覚障害者ボウリング協会、巣鴨体育館で活動している豊島遊泳会 障害者(児)と共に水泳を楽しむ会などを紹介している。編集は10名のボランティアによって行われた。
■「IKUZO」 http://www.toshima.ne.jp/~tomonii/ikuzo1.html
2008年5月20日

演劇祭の審査員募集中

サンシャイン60階通りの「副都心線開業 東池袋新駅の実現を!」のぼり
 池袋を中心に毎年9月に開催される『池袋演劇祭』が大賞などを選出する審査員を募集している。参加資格は18歳以上で、期間中、指定された4〜5公演鑑賞できるひと。募集人数は100名ほどで募集は6月27日(金)まで。
  池袋演劇祭は20回を記念して主催団体もジャームス三木作・演出の「池袋 わが町」(あうるすぽっと)で参加する。昨年は44劇団(44演目)、13会場、延公演318回、観客数52,874名(会報「舞台人」より)だった。第19回池袋演劇祭>>
■豊島区舞台芸術振興会 http://www.toshima-mirai.jp/business/art/news.html
2008年5月19日

区役所は南池袋1丁目に

豊島区役所(東池袋1丁目)
 豊島区役所は、新しい建物を南池袋2丁目の旧日出小地域に建設する方針を決めたようだ。5月15日に豊島区議会の副都心特別委員会に整備方針を報告した。
 公表された文書によると、これまでは現在地改築案(東池袋1丁目)と旧日出小地区案(南池袋2丁目)を検討していたが、日出小地区の地権者間の協議で再開発にめどが立ち急展開したようだ。絞り込んだ理由を説明しているが主なものは財政負担を少なくすることにあるようだ。ただ2案とも、旧雑司が谷小地区と同じ方式で現庁舎地区を50年間貸し借地料を前提にしている。
■豊島区役所発表 http://www.city.toshima.tokyo.jp/press/200805/080515-01.html
■新庁舎について http://www.city.toshima.tokyo.jp/shinchosya/chosya-top.html
2008年5月16日

5月の芝居、唐組・虚構の劇団・・

 今月の池袋での芝居は話題作がめじろ押し、劇作家鴻上尚史さんが率いる「虚構の劇団」の旗揚げ公演『グローブ・ジャングル』が南池袋のシアターグリーンで公演中(5月25日まで)。そして、唐十郎さんが率いる「紅テント」唐組が新作『夕坂童子(ゆうざかどうじ)』を雑司が谷の鬼子母神の境内で5月24・25日 、5月31日・6月1日に公演。東池袋の「あうるすぽっと」ではともさかりえさん主演で倉持裕さん作・演出の「まどろみ」が5月25日まで公演中。
シアターグリーン
■サードステージ  http://www.thirdstage.com/
■唐ファン http://homepage3.nifty.com/shibai/
■シアターグリーン http://www.theater-green.com/
■鬼子母神 http://www.kishimojin.jp/
■あうるすぽっと http://www.owlspot.jp/performance/080515.html
2008年5月15日

生命の秘密を解く鍵

学習院大学で5月24日(土)14:00?17:00に『生命の秘密を解く鍵をもとめて』と題するシンポジウムが開催される。このシンポジウムは学習院大学院の生命科学専攻設置を記念して開催される。
 講師は学習院の教授やJT生命誌研究館・館長の中村桂子さんなど4名の方で講演テーマは「脳はどうやってできるか:発生過程にみる脳の秘密」、「脳と記憶の不思議」、「ピロリ菌感染症としての胃がん」、「複雑さが見えてきた生命研究? 生命誌という切り口で考える」。会場は学習院大学西2号館501号室。聴講無料 予約不要 
■学習院大学理学部 http://www.gakushuin.ac.jp/univ/sci/top/
2008年5月14日

目白でバ・ロック音楽祭

 今年で4年目の目白バ・ロック音楽祭が5月30日から6月15日の日程で開催される。会場は豊島区、新宿区、文京区の行政区画をこえて、聖母病院、自由学園明日館、目白聖公会、東京カテドラル、学習院大学、立教大、文京シビックホールなど。今年のテーマは「吟遊詩人 around 目白」、日本フィルのワーグナー、シベリウスの演奏、チェロを肩にかけてのバッハ演奏など20公演ほど。チケットがすでに売切れの演奏会もある。
■目白バロック http://i-debut.org/ba-rock/
2008年5月13日

地下街で労働相談

副都心線開通祝いのぼり(新線池袋駅開通促進)
 東京都は5月を「労働相談強調月間」と定め、駅前などで解雇、賃金不払い、セクハラ・パワハラなどの臨時労働相談所を7か所で開設する。昨年度は7か所で700件以上の相談があったようだ。
 池袋では5月23日(金)12時から午後3時30分まで、池袋駅西口東武ホープセンター地下1階通路で実施。担当は、サンシャインシティ近くの東京都の労働相談情報センター池袋事務所。相談は無料。
■臨時労働相談 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2008/04/20i4g401.htm
■都労働相談情報センター http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/soudan-c/center/map.html
2008年5月12日

駅前広場がひろくなる 池袋西口

池袋駅西口改修計画(広報としま5月5日号)
池袋駅西口駅前広場の拡張計画が広報としま(5月5日号)で発表された。計画によると、いまタクシーの溜まり場となっている場所をすべて歩道にして、タクシー乗り場を駅前広場の中央に移動、バス乗り場の移設などが行われる。この工事で駅前広場はほぼ2倍になりゆったりした空間になるる。工事は今年の9月から2年ほどかけて行われる。
 6月14日のメトロ副都心線の開通を契機に、東西のデパートが改装や西口の東武ホープセンターの改装、西口の地下商店街「エチカ池袋」の新設、メトロポリタンプラザ前のメトロビルの新築など動きが激しい。
■広報としま http://www.city.toshima.tokyo.jp/news/newstoshima04_menu.html
2008年5月9日

60階通りに大きな駐車場


2004年2月

2007年5月

2008年5月
 東池袋のサンシャイン60階通りの中ほどに大きな駐車場ができるようだ。この場所は、以前小さな飲食店が軒を並べるひかり町横丁や表通りには中華、寿司屋、ステーキ屋などあった。4年ほど前は「ラーメン名作座」(2004年2月〜2006年2月)という名称で7・8軒のラーメン屋さんが営業していた。その後、再開発で次々と建物が壊され更地になり、昨年の8月の開発許可標識には今年の6月から建設工事するとなっていたのだが。
2008年5月8日

糸あやつり人形の古典公演

野崎村の段
江戸糸あやつり人形 結城座」が、東京芸術劇場小ホールで5月28日から6月1日に公演する。結城座は江戸初期に旗揚げし370年の歴史を持つ江戸糸操り人形の劇団。この劇団は今回の古典公演だけではなく「注文の多い料理店」などの新作もてがけている。代表者は第12代結城孫三郎さんで、国の無形文化財および東京都無形文化財指定を受けている。 今回の上演は結城座の女義太夫の竹本素京の追悼して「新版歌祭文 野崎村の段」、「本朝廿四孝 奥庭狐火の段」の古典の公演。公演のあとに毎日日替わりで演出家の佐藤信さんや斎藤憐さんなどのアフタートークも行われる。
■結城座 http://www.youkiza.jp/
2008年5月7日

西池に新しい駐輪場

エルブレスの店頭横に新しい小さな駐輪場
 池袋西口に最近開店したオウトドアー用品専門店エルブレスの店頭横にの私有地内に小さな駐輪場(46台収容)ができた。有料駐輪場だが最初の1時間は無料、その後4時間ごとに100円。ちょと池袋駅近くに行くのに便利な場所で、撤去される心配なく駐輪できるので利用しやすい。すでに駅近くにはメトロポリタンプラザ横に民営のプラザ駐輪場(1日150円)もあり東武かプラザで1,000円以上の買い物をすれば無料でとなっているので、うまく使い分けてれば自転車で駅近くにも近づける。
 池袋西口には、すでに西池袋公園地下の区立駐輪場と駅北口に北自転車駐車場ががあるが駅からかなり離れている。ただし、区立の駐輪場は最初の3時間は無料その後は有料。
■エルブレス https://www.victoria.co.jp/shop/shop.asp?shpcode=241
■豊島区役所 http://www.city.toshima.tokyo.jp/koutsuanzen/koutsu-index.html
2008年5月2日

大塚に白木屋デパートがあった

郷土資料館収蔵展示室 「ちょっとむかしの家電製品」、「田島家長屋門にあったもの」、「豊島のものづくり−組紐」、「学童疎開−戦中・戦後の区民生活−」、「都電と豊島区」
 豊島区立郷土資料館発行の小冊子「かたりべ」89号に昭和初期にJR大塚駅前にあった百貨店「白木屋大塚分店」の写真が掲載されている。写真は、昭和10年代の建設された鉄筋コンクリート6階のビルで、戦時には空襲により被害を受けたが補修、改修され現在もテナントビルとして1階の書店などとして使用されている。冊子は郷土資料館のHPでも閲覧できる。
■豊島区郷土資料館 http://www.museum.toshima.tokyo.jp/
2008年5月1日

パートで働く

キリ(桐)の花  池袋の森にて4月30日
 5月1日は働く人のお祭りメーデーの日、東京では連合系は4月26日に、全労連系は5月1日に開催。連合系のスローガンは「4.26 連合・非正規労働メーデー 労働者の使い捨ては許さない!」となっているので、正規社員だけではなくパートで働く人たちも参加しているのだろう。
 この非正規労働をしているパートで働くことにに関しての法律が4月に改正された。この改正は 使用者側にパート契約をするときに、労働の期間、労働時間、賃金及び退職について文書で明示すること、パートと通常の労働者のバランスをとることなど労働環境の整備が求めている。パートで働く人は一読を。
■パート労働ガイドブック http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/siryo/panfu/panfu18/
■パート労働 http://www.roudoukyoku.go.jp/seido/kintou/index3.html
■都労働相談情報センター http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/soudan-c/center/map.html
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