2008年3月

2008年3月31日

「人生横丁」がなくなる!?

人生横丁(東池袋)
 東池袋のグリーン大通りとサンシャイン60階通りにあいだにある飲食店街「人生横丁」がなくなるようだ。昨年には、人生横丁商店会が横丁の誕生から現在までの歩みの記事やイラストマップなど盛りだくさんの内容の冊子を発行するなど、がんばっているようだったが。再開発の波に飲み込まれ5月ころまでに相次いで閉店するようだ。
■人生横丁 http://www.jinsei-yokocho.com/
2008年3月28日

副都心線に急行

 6月14日に開通する地下鉄副都心線の「急行」と「通勤急行」を含む運行ダイヤが、3月27日発表された。通勤急行・急行の停車駅は小竹向原、池袋、新宿三丁目、渋谷で、豊島区内の停車駅は池袋のみとなっている。所要時間は、急行・通勤急行とも池袋から渋谷まで11分。各駅停車は16分となっている。
 また、同時に有楽町線ダイヤも明らかにされ千川と要町には停車しない準急が導入される。
■副都心線ダイヤ http://www.tokyometro.jp/news/2008/2008-17.html
2008年3月27日

豊島区の「隠れ借金」

中池袋公園のサクラ(3月26日 豊島区役所近く)
 豊島区議会は豊島区役所の2008(平成20)年度の予算などを承認し3月21日に閉会した。審議は区長提案45件、議員提案7件、請願2件、陳情28件について行われ、その内、区長提案44件が原案可決、議員提案可決2件、請願1件が採決、陳情3件採決となった。一般会計予算、勤労福祉会館や地域文化創造館の指定管理者の指定など、請願の採択は目白駅前計画についてなど。
 豊島新聞(3月19日号)によると、この議会中の3月11日の区議会予算特別委員会で、高野豊島区長は土地開発公社の負債125億円を3年で完済する計画を明らかにした。この負債は特別区債の479億円(平成18年度)とは別物。中央政府には埋蔵金、豊島区役所には「隠れ借金」があったようだ
■豊島区議会 http://www.city.toshima.tokyo.jp/kugikai/
■豊島新聞 http://www.toshima.ne.jp/~shinbun/
2008年3月26日

4月4日がしめきり(池袋演劇祭)

 例年9月に池袋周辺で開催される池袋演劇祭が今年で20回になる。いま参加劇団の募集中、しめきりは4月4日。また20回を記念して「あうるすぽっと」で9月19日(金)〜23日に上演されるオリジナル作品『池袋わが街』(脚本・演出ジェームス・三木)に出演する主役級の若者2名を一般公募している。応募資格は18歳〜38歳までプロ・アマを問われない。こちらの締切は4月15日。 19回演劇祭》>
■池袋演劇祭 http://www.toshima-mirai.jp/business/art/news.html#080404
2008年3月25日

銭湯で古本市

月の湯古本市(2008年4月5日)
 4月5日、目白台の銭湯「月の湯」で古本まつりが行われる。古本市は女湯の風呂場・脱衣所で、男湯の風呂場では岡崎武志などのトークショーや脱衣所はカフェになる。 
雑司が谷の「古書往来座」や早稲田の「古書現世」、目白の「瑠璃屋コレクション」などが結成している本の町内会と称する「わめぞ」の主催、ただトークショーはすでに満員となっている。
月の湯 文京区目白台3丁目15番7号 Tel.03-3943-1788  池袋の書店>>
■古書往来座 http://www.kosho.ne.jp/~ouraiza/
■月の湯古本市 http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20080216
2008年3月24日

雑司が谷の手創り市

手創り市(雑司が谷鬼子母神境内)
 先週の土曜(22日)に雑司ヶ谷の鬼子母神の境内で「手創り市」というイベントが行われていた。午後2時ごろには2畳ほどのスペースに手づくり品を売る人買う人そして露天商も2軒ほど出店してでにぎわっていた。「手創り市」は2006年から毎月1回土曜か日曜に開催されている。手創り市のホームページによると第1回はささやかのものだったようだが、22日の詳しい参加数は不明だが徐々に参加者が増えているようだ。雑司ヶ谷の大きなイベントに成長していくかもしれない。
■手創り市 http://www.tezukuriichi.com/
2008年3月22日

さくらだより

千川のさくら並木(3月22日午後2時) 雑司が谷の法明寺のさくら(3月22日午後3時)
 池袋周辺のさくらの名所は、染井霊園、西福寺前、巣鴨橋〜宮下橋〜江戸橋神田川沿いの高田1〜3丁目、雑司が谷の法明寺、池袋本町の氷川神社 、上池袋さくら公園 西巣鴨中前の南大塚三丁目桜並木などがある。
 東京は本日さくらの開花宣言が出された。豊島区の旧千川小学校と板橋高校のあいだの桜並木はまだつぼみの段階だが、雑司が谷の法明寺のさくらの一部はかなり咲き始めていた。
■気象協会さくら情報 http://www.tenki.jp/skr/index.html 
■法明寺 http://www.homyoji.or.jp/
■豊島区のさくらの名所 http://www.city.toshima.tokyo.jp/kankou/hana1.html
2008年3月21日

池袋に化学研究者大集合

日本化学会年会 歓迎横断幕
 3月26日から30日に立教大学で日本化学会の年会(学会)が開催される。日本化学会は、大学や企業などの研究者で構成され会員数は3万数千人いるとようだ。この年会(学会)は、例年6,000件の講演と9.000人の参加があるという大きな学会。
 期間中に「そこが知りたい!〜身のまわりの化学〜」という市民講座も3月29日(土)午後1時30から開催される。演題は「文化財に学ぶ環境とのつきあい方」、「科学者もわからない“わかる”ってどういうこと?」など5つのテーマで、入場無料、事前申込不要。
■日本化学会 http://www.csj.jp/ 
■市民講座 http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/info/koenkai/ippan2007/koenkai-0329.pdf
2008年3月19日

巣鴨は変身中

JR巣鴨駅(5階建ての駅ビルの工事が始まっている) 白山通り(中山道)の自転車駐輪場
 「おばあちゃんの原宿」として有名な巣鴨。その巣鴨が街の魅力をさらに増すために変身中。駅前の広くなった歩道のアーケードにはソーラーパネルでエコ仕様に。街の入口のJR巣鴨駅は5階建ての駅ビル(延べ面積は4,427平方メートル)の建設、工事は切符売場の移転などでかなり前から行われているのだが完成は平成21年10月予定となっている。そして、自転車の駐輪場所に困っている人には、駅近くの白山通り歩道にコイン式自転車置場。この駐輪場は地蔵通りにも近く駐輪料金も2時間まで無料でその後6時間ごとに100円と使いやすい。
■巣鴨地蔵通り商店街 http://www.sugamo.or.jp/
■巣鴨駅前商店街 http://www.sugamo-net.com/
■自転車駐輪場 http://www.city.toshima.tokyo.jp/koutsuanzen/koutsu-02-02.html
2008年3月18日

インターネットで議会傍聴

 いま、区議会・都議会・国会は2008(平成20)年の予算めぐって論議がすすんでいる。どんなことが議論されているかは新聞やテレビで伝えられているが、それは新聞社やテレビ局の製作者のフィルターを通してのものだ。
 インターネットはそんなフィルターなしに議会の傍聴を可能にしている。国会は衆議院・参議院員とも本会議・委員会を中継と録画で、東京都議会では本会議・予算委員会を、豊島区の隣接区の新宿区、練馬区、北区でも本会議の中継や録画で見ることができる。
■新宿区議会 http://www.gijiroku.jp/dvl-shinjuku/index.html
■練馬区議会 http://www.city.nerima.tokyo.jp/gikai/dvl.html
■北区議会 http://www.gikaitv.net/dvl-kita/
■都議会 http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/index.htm
■参議院インターネット審議中継 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
■衆議院TV http://www.shugiintv.go.jp/index.cfm
2008年3月17日

街のなかでものづくり

 豊島区内には商店や住宅が多くて「ものづくり」をする工場はあまり無いようだが、実際はたくさんの工場がある。「としまの統計19年版」によると製造業の事業所数は1,098で 従業者数は14,605人となっている。そんな「豊島区のものづくりの産業」についてのイベントがサンシャインで3月20日から22日に「第1回としまものづくりメッセ」が開催される。
 老舗力の秘密、としまの主力産業―印刷関連業は広い視野を持つ―、豊島喰道楽―あの食品、この飲み物が隣の会社で―、ものづくり-苦しさと楽しみと―などのテーマの展示。そして産学連携で新製品を のコーナーには学習院大学、立教大学、岩手大学、都立北豊島工業高校が出展、また区立千登世橋中学校のロボットも展示される。
■としまものづくりメッセ http://www.nikkansc.co.jp/toshima-messe/
■としまの統計 http://www.city.toshima.tokyo.jp/toukei/2007/toukei.html
2008年3月14日

池袋の森にも春が

花ダイコン(諸葛菜)
 池袋の街のまん中の小さな「池袋の森」にも春がきた。森のなかにある「トンボ池」の住民カエルの活動が活発になってきたようだ。ブログ「池袋の森 観察日記」によると3月13日にはヒキガエルたちのカエル合戦がはじまった。30匹ほど集っていてこれから産卵するようだ。またたくさんの花ダイコンと言われている諸葛菜が咲きはじめている。
 森の小屋の窓に「カエルを救おう!」という大きなポスターが貼られていた。このポスターは、東京動物園協会が2008年の「国際カエル年」活動のために作成したポスターのようだ。「国際カエル年」って何だろうとおもわれる方は下記ホームページ参照。
■池袋の森 観察日記 http://mori.blog.ocn.ne.jp/
■国際カエル年 http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=8170
2008年3月13日

気になる日本映画

東池袋の新文芸座で3月15日から4月4日まで〈気になる日本映画達(アイツラ)2007〉と題して新文芸座が選んだ2007年の日本映画を上映する。前年の日本映画を振り返る恒例となった特集。
 劇映画だけでなくスティーヴン・オカザキさんの「ヒロシマナガサキ」、羽田澄子さんの「終りよければすべてよし」などのドキュメントも、そしてカンヌ映画祭のグランプリの「殯〈もがり〉の森」なども。3月15日に黒沢清監督、3月23日に佐々部清監督、4月3日は隅田靖監督のトークショーも計画されている。
■新文芸座 http://www.shin-bungeiza.com/
■池袋の映画館 http://www.c-buku.net/
2008年3月12日

豊島区の空襲被害

豊島区空襲犠牲者哀悼の碑(南池袋公園内)
 3月10日は63年前に東京の下町の墨田区、江東区、台東区などの東京大空襲があった日。豊島区を含む東京の西北部が空襲にあったのは東京大空襲のおよそ1ヶ月後の昭和20年4月13日深夜から14日未明。この空襲で豊島区では死者778人、負傷者2,523人、焼失家屋34,000戸、罹災者は161,661人になった。その数多くの犠牲者が埋葬されたのがいまの「南池袋公園」の一角で当時は「根津山」と呼ばれた。
 平成7年4月13日に地域の人たちが二度と戦禍に町を晒たくないという鎮魂と平和への願いをこめて「4・13 根津山小さな追悼会」を開催し、その年の8月には豊島区役所が−豊島区空襲犠牲者哀悼の碑−を建立した。それから毎年4月13日に実行委員会が「4・13 根津山小さな追悼会」を開催している。今年も4月13日午後2時から開催される。
■根津山小さな追悼会 http://www.com-support.co.jp/nezuyama-tsuito/
2008年3月11日

六義園で夜桜見物

 JR駒込駅近くの六義園は、3月20日から30日に開園時間を延長して、「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」を開催する。この期間の閉園は午後9時。入園料は大人300円子供は無料。
 六義園は、徳川5代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保の下屋敷で、和歌の世界を庭園で表現しようと設計、開園させたものだと言われている。
■六義園 http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html
2008年3月10日

インザルームのあとはアウトドア

アウトドアー専門店 エルブレス
 池袋西口のマルイの別館インザルームが07年8月に閉店してシャッター閉まったままであった。そこに3月になって、L-Breath(エルブレス)の看板が現れ、引越しが始まった。エルブレスはスポーツ用品のヴィクトリア(Victoria)のキャンプや登山などのアウトドア専門ショップで御茶ノ水や新宿など3店舗あり池袋店(西池袋3-29-1)は4店めの店舗。いつ開店するか不明。
■ヴィクトリア http://www.victoria.co.jp/
2008年3月7日

古代オリエント博物館30周年

『平山郁夫とシルクロードのガラス』
 サンシャインシティにある古代オリエント博物館が開館30周年を記念して、特別展を4回開催する。最初は3月15日から5月11まで『平山郁夫とシルクロードのガラス』が開催される。平山郁夫さんの「平山郁夫シルクロード美術館」(山梨県北杜市長坂町)の蔵品から250点ほどが展示される。
 その他の特別展は、6月27日から8月31日まで『吉村作治の早大エジプト発掘40年展』、9月6日から10月5日まで『吉村作治の新発見!エジプト展(仮)』、最後に10月10日から11月30日まで『イートン・カレッジ/ダーラム大学所蔵 古代エジプトの美展 イギリス貴族が愛したエジプト』が予定されている。
■古代オリエント博物館 http://www.sa.il24.net/~aom/
■平山郁夫シルクロード美術館 http://www.silkroad-museum.jp/
2008年3月6日

雑司が谷駅の出口

副都心線雑司が谷駅の出口(都電鬼子母神前駅近く9
 地下鉄副都心線の開通の6月14日まであと100日となった。雑司が谷の出口は、明治通りに面した旧雑司が谷図書館跡の教育文化センター内と目白通りに、そして都電鬼子母神前近くの3ヶ所。この新しい駅の登場で鬼子母神や東京音楽大学、日本女子大などは便利になる。この路線で地域の人に親しまれかってトロリーバスが走っていた池袋と渋谷を結ぶ都バスの将来は?
 豊島区役所は雑司が谷駅開設の祝賀パレードや写真コンテストなどを計画している。また池袋駅と雑司が谷駅の中間地点の旧日出小学校周辺に新駅(東池袋新駅)という住民の運動も支援するようだ。(平成20年度予算プレス発表)
■副都心線 http://www.tokyometro.jp/fukutoshin/
■豊島区役所予算 http://www.city.toshima.tokyo.jp/press/200802/080206-01.html
2008年3月5日

池袋モンパルナスを巡る

 昭和の始めから敗戦頃まで、池袋周辺に若い画家や彫刻家が住んでいた「アトリエ村」がいくつもあった。こうしたアトリエ村群を池袋モンパルナスとよぶ。このモンパルナスのかっての住人たちのゆかりの地を巡る「まちかど回遊ツアー」が3月9日(日)に行われる。午後1時から4時の予定で東京芸術劇場から画家の靉光らが住んでいた培風寮跡地や熊谷守一美術館などをまわる。回遊ナビゲターが案内する。参加費1,000円。申込は3月8日4時まで。池袋関連本>>
■豊島区役所 http://www.city.toshima.tokyo.jp/press/200802/080227-01.html
2008年3月4日

池袋スタイルって?

メジロ(3月3日 池袋の森にて)
 街のスタイルって何?。池袋はかって池袋駅の東西のデパートしかない街で、エキブクロ(駅袋)とからかわれたこともあった。それが今では、JRが品川駅・東京駅・上野駅などで駅構内で店舗を展開して街に人が流れ出さないエキブクロ化を図っている。
 池袋はその後サンシャインができて街が変わってきている。そんな池袋をどんな街にするのか?をさぐるシンポ「池袋スタイル」のまちづくり〜まちの力・文化の力・市民の力〜が3月8日(土)午後に立教大学8号館で行われる。講師は岡本太郎記念館館長の平野暁臣さん、高野豊島区長、池袋のNPO関係者など。事前申し込み不要
■立教大学 http://www.daigaku.co.jp/rikkyo/00006/200802121/
2008年3月3日

目白駅前に28階建てのビル

コマース(JR目白駅前) 建築計画のお知らせ
 JR目白駅前のショッピングプラザ「コマース」が改築され28階建てで100m近くのビルが建設される。コマースには飲食店や衣料品店、医院、バレースタジオなどがありや工事は来年3月からの予定だが、すでにコマースのなかは空き店舗が多くなっている。現場に表示された「建築計画のお知らせ」によると事業主はNTT都市開発で平成24年5月に完成予定。敷地はコマース跡地と隣接している川村学園の一部を合わせた土地1676u。
■NTT都市開発 http://www.nttud.co.jp/
 (C) 2004-2008 いけぶくろねっと  All rights reserved