2008年2月

2008年2月29日

小さな美術展

 3月3日から6日に東京芸術劇場の地下の展示室2で「豊島区障害者美術展」が開催される。豊島区在住の知的障害者のかたが描いた作品の展示で、様々な美術展で受賞暦のある人の作品が中心のようだ。
 池袋ではここ数年8月に西武百貨店で「東京都障害者総合美術展」が開催されているが、豊島区が主催する障害者美術展は今回がはじめて。
■豊島区役所 http://www.city.toshima.tokyo.jp/oshirase/event/200803/0803-05.html
2008年2月28日

腹囲が85cm(男)90cm(女)以上の人は要注意

 この4月から40歳〜74歳の人は、「特定健康診査」を受けることになった。この健康診査は、自治体や健康保険組合などの医療保険者に義務づけられている。
 特定健診はメタボリックシンドローム対策として行われる。これまでの健康診断に腹囲(腹回り)の測定などが加わり、腹囲が85cm(男性)、90cm(女性)以上の人はリスク1と判定され、その他の検査の結果を加味して保健指導される。
 特定保健指導は、「情報提供」を受ける人と、「動機付け支援」されるメタボリックシンドローム予備軍、「積極的支援」を受けるメタボリックシンドローム該当者にわけて行われる。
■豊島区役所 http://www.city.toshima.tokyo.jp/iryoseido/02-02tokutei.html
2008年2月27日

劇団募集中 池袋演劇祭

雛飾り(みらい館大明ロビー)
 9月に池袋周辺で開催される「第20回池袋演劇祭」が参加劇団を募集している。参加条件は9月1日(月)〜30日(火)に豊島区内の劇場、ホール等で公演できる劇団であることなど。公演は公募審査員による審査によって賞が決められる。今回は20回を記念して特別賞50万円もある。応募締め切りは4月4日。
 また、20回の記念と「あうるすぽっと」開館1周年として豊島区発のオリジナル作品『池袋 わが街』(脚本・演出/ジェームス・三木)の公演も行われる。その主役級の2人の出演者をオーディションで選ぶ。オーディションは3月1日から公募開始。19回池袋演劇祭>>
■池袋演劇祭 http://www.toshima-mirai.jp/business/art/news.html#080404
2008年2月26日

東京芸術劇場の改修計画

 池袋西口の東京芸術劇場の改修プランがあるようだ。プランは、東京芸術文化評議会「第3回評議会」の資料に出ている。その資料は、平成20年度の文化関係予算案の概要で、平成20年度の基本計画・基本設計そして23年度以降に改修工事の予定となっている。改修は、舞台設備、館内バリアフリー化や安全性向上のために行うようだ。
 また、この予算案には、平成20年度に東京芸術劇場やその周辺一帯で演劇・野外劇などの国際的な芸術祭「国際舞台芸術フェスティバル」の開催も明らかにしている。東京芸術劇場の芸術監督に野田秀樹さんが就任するニュースもこの演劇祭の関連だろう。
■東京芸術文化評議会 http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/hyougikai/
2008年2月25日

江戸期の遺跡見学会

駒込4丁目の染井遺跡
 JR巣鴨駅近くの駒込四丁目で遺跡発掘調査が行われている。その遺跡の見学会が3月1日に行われる。このあたりは江戸時代に伊勢津藩、藤堂家の染井屋敷があったところで、現在まだ調査中だが、事業者の三菱地所株式会社の協力を得て公開される。
 見学会は、午前10時30分・午後1時30分・午後3時の3回行われる。事前申込不要。

■としま遺跡調査会 http://www.toshima-iseki.org/2nd/kengaku080301.html
2008年2月22日

豊島区を環境都市に

 高野豊島区長は区議会の招集挨拶(2月15日)で、環境問題について豊島区は、1ヘクタールあたり、ごみ収集と資源回収の総量や、家庭部門のCO2排出量は23区で最も高い水準にあり、CO2排出量では、1990年の133万6千トンから2004年の153万6千トンへと15%も増加している現状の説明した。そして、豊島区はこの状況を変えるために、これからの10年を「環境都市づくりの10年」として、20年度を「環境都市づくり・元年」として「環境基本条例」の制定などで環境都市づくりの努めると述べた。ちなみに平成20年の予算では環境関係については、クールシティ推進事業、区立学校の校庭芝生化などが盛り込まれている。
■豊島区長 http://www.city.toshima.tokyo.jp/city_office/aisatu0802_01.html
■豊島区役所予算 http://www.city.toshima.tokyo.jp/press/200802/080206-01.html
2008年2月21日

伝統的工芸品が池袋に集まる

 池袋西口の東武百貨店で、2月28日から3月4日まで「伝統工芸品展WAZA2008」が開催される。展示即売されるは全国各地の陶磁器、漆器、木工品、金工品、仏具など各種の伝統的工芸品。
 この展示会を主催している伝統的工芸品産業振興会は、池袋西口メトロポリタンプラザ1階に全国の伝統工芸品を常時展示販売している「全国伝統的工芸品センター」を運営している。「WAZA2008」展の開催中も「瀬戸染付焼」の製作実演や製作体験なども行っている。
■伝統工芸品展WAZA2008 http://www.kougei.or.jp/wnew/waza2008/
■全国伝統的工芸品センター http://www.kougei.or.jp/
2008年2月20日

新しい形の古本屋閉店

閉店した「BOOK BANK CLUB」
 池袋西口の古書店「Book bank club」が閉店した。この古書店は、古書店「ほんだらけ」を30数店舗を経営する株ドリームが新しい形の古書店として昨年9月にオープンした。喫茶店のような店構えで店内は照明や音響にこだわり、そして本は著者別に配架するなど古本屋としては珍しい店だったがわずか半年ほどで幕を閉じた。
■BOOK BANK CLUB http://www.bookbankclub.net/
■ドリーム(ほんだらけ) http://www.dreamsky.co.jp/
2008年2月19日

新銀行東京が池袋から撤退

新銀行東京池袋店跡(2007年12月閉店)
 マスメディアが、経営不振の新銀行東京に東京都が平成20年度に追加出資すると報じている。そんな中すでに新銀行東京の池袋店が昨年12月に池袋から撤退していた。池袋店は平成18年5月から豊島区役所の近くで営業開始してわずか1年半ほどの短い命だった。ただホームページによると池袋店が無くなったのではなく、新宿店内に池袋店は引き続き存在している。昨年秋から蒲田店や錦糸町店もそれぞれ統合され現在6店舗になっている。
■新銀行東京 http://www.sgt.jp/
2008年2月18日

豊島区議会が開催中

 2月15日(金)から3月21日(金曜日)までの36日間の日程で豊島区議会が開催されている。15日には高野豊島区長の招集あいさつが行われ、19日から本格的に審議が始まる。19・20日は本会議において一般質問が行われる。19日は里中郁男、大谷洋子、 木下広、垣内信行、日野克彰の6議員、20日も五十嵐みのる、古坊知生、本橋弘驕A和賀井哲代、根岸光洋、河野たえ子の6議員が質問する。質問は、新庁舎や福祉や教育など2008(平成20)年度予算を中心にについて行われ、3月末には豊島区役所平成20年度の予算の採決が行われる。それぞれの質問の要旨は区議会のホームページで公表されている。 豊島区議>> 参照20年度豊島区予算案>>
■豊島区議会 http://www.city.toshima.tokyo.jp/kugikai/
2008年2月15日

喫茶店の小さな試み

喫茶「耕路」
 池袋東口の喫茶店「耕路」が美術家に小さなスペースを提供するという。この喫茶店は、池袋西武前の服部珈琲舎横の路地にある創業が昭和27年の老舗。提供するスペースは店内の2階に行く「階段ギャラリー」。絵画、イラスト、写真、CG作品など最大「タテ740mm×ヨコ470mm」の作品を飾ることができる。このスペースを1週間1,000円で希望者に貸し出す。手軽に自分の作品を発表したい人や若い美術家に利用しやすくなっている
■耕路 http://koro-cafe.com/
2008年2月14日

3月の芸術劇場は文学座と劇団民藝

 3月の東京芸術劇場中ホールは、文学座と劇団民藝の公演が続く。文学座は1937年に岸田國士らによって設立された劇団、劇団民藝も宇野重吉や北林谷栄らによって1950年創立でともに演劇界の老舗。
 文学座公演は「長崎ぶらぶら節」3月4日(火)〜10日(月)、出演は平淑恵・渡辺徹など、劇団民藝公演は「浅草物語」、3月15日(土)〜4月6日(日)、出演は奈良岡朋子・大滝秀治など。
池袋の劇場>>
■文学座 http://www.bungakuza.com/
■劇団民藝 http://www.gekidanmingei.co.jp/
2008年2月13日

芸術監督に野田秀樹さん

 池袋西口の東京芸術劇場の芸術監督に劇作家の野田秀樹さんが就任する。東京都の2月12日の発表によると、東京芸術劇場を芸術文化の創造振興拠点としての劇場の役割を強化するするため、その企画及び推進の中心となる芸術監督を新設し、その初代に野田秀樹(1955年生れ)さんが就任する。4月から芸術顧問に就任の後、準備期間を経て芸術監督としての正式就任するようだ。
■東京都 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2008/02/20i2c900.htm
■野田秀樹 http://www.nodamap.com/
2008年2月12日

区役所の4月から仕事

池袋西口公園の雪景色(2月9日夜)
2月9日午後8時ごろ
 2月6日に豊島区役所の2008(平成20)年度予算の概要が発表になった。区役所の20年度の財政規模は一般会計予算では895億円、そして国民健康保険は289億、老人保健24億円、後期高齢者医療事業46億円、介護保険139億円で、総計1,396億円。
 同時に2008(平成20)年度の仕事について8つの分野に分類した50の重点事業が発表された。文化分野ではジェームス三木さんの脚本・演出による『池袋わが町』の上演、小熊秀雄作品の収集・調査など7事業。健康分野では長崎中学跡地にスポーツセンターの整備4事業。都市再生関係は池袋駅西口駅前広場改修、コミュニティバス導入計画など11事業。環境については区立巣鴨北中の校庭の芝生化など7事業。子育て・教育では、出産前後の育児支援事業など8事業。福祉では障害者の就労支援の拡充など4事業。安心・安全分野ではマンションの防犯設備への補助金など3件。参加協働ではコミュニティ大学など6件。この予算案は2月15日から開催される平成20年度第1回区議会において議論され、3月末に豊島区役所の予算が確定する。 豊島区議>>
■豊島区役所予算 http://www.city.toshima.tokyo.jp/press/200802/080206-01.html
■豊島区議会 http://www.city.toshima.tokyo.jp/kugikai/
2008年2月8日

NPOや市民グループの見本市

第1回見本市2007年2月
第1回見本市のようす
 2月9日池袋の勤労福祉会館で「第2回社会貢献活動見本市」が開催される。出展するのは、NPO法人やボランティア団体、CSR活動企業など44(団体・グループ・企業)。展示会はパネルで日頃の活動の様子などを紹介する。展示会は午前11時から午後5時30分まで、午後3時から『ひろがれ!つながれ!豊島の社会貢献活動』と題するシンポジウムも、そして、午後6時から参加団体などとの交流会(有料)が行われる。展示会は入場無料。主催は「としまNPO推進協議会」と「豊島区区民活動センター」
■としまNPO推進協議会 http://www.toshima-npo.org/
■豊島区区民活動センター http://www.npo.lsnet.ne.jp/toshima/
2008年2月7日

あうるすぽっとの芝居をテレビで

 東池袋の劇場「あうるすぽっと」でのこけら落とし公演 『海と日傘』(出演竹下景子・平田満など)が2月8日22時25分から、『朱雀家の滅亡』(出演 佐久間良子・窪塚俊介など)が2月22日22時25分から、NHK教育テレビで放映される。
 この劇場は、『海と日傘』などの主催公演やタイアップしての公演、そして貸館として利用されている。2月には、7日〜11日はギィ・フォワシィ・シアター、12日〜13日「Dance Today Part1.2」、16日〜24日は「執事ホテル」、28日〜3月2日は森山開次新作ソロ「The Velvet Suite」とほぼ連日芝居やダンスで利用され、3月もほとんど空きが無いようだ。
■あうるすぽっと http://www.owlspot.jp/
2008年2月6日

三菱地所がサンシャインシティを

梅の花(西池袋公園)
 池袋といえば”サンシャイン60”と言われるそのサンシャインシティが、三菱地所の子会社になると2月5日の新聞各紙が報じた。三菱地所は、現在でも32%の株式を持つ筆頭株主だが、それを公開買い付け(TOB)で60%に買い増して子会社化する作業を始めた。
 三菱地所は、サンシャインシティの子会社化で何を考えているのだろうか?発表では、サンシャインシティの発展と池袋周辺地域での再開発などの動きに積極的に関与していき、新宿や渋谷などの副都心競争に寄与できるとしている。
■三菱地所 http://www.mec.co.jp/
2008年2月5日

池袋西口地下は工事中

東武ホープセンター(2008年2月5日)
 池袋駅西口の地下商店街「東武ホープセンター」の改装工事が始まった。工事が行われているのはJR池袋駅の中央通路沿いの部分で4月中旬まで続く。そして、ホープセンターの先のメトロ「副都心線」池袋駅のコンコースも「エチカ池袋」の12月のオープンに向けて白い工事囲い。
 西口の地下街は、「ホープセンター」のシャッターと「エチカ池袋」の白い工事囲いが続きモノトーンのさびしい通路となっている。4月中旬のホープセンター、6月の副都心線の開通、そして12月のエチカでどのような地下街になるのだろうか。
■ホープセンター http://www.tobu-hope.co.jp/
2008年2月4日

新地下鉄の開通は6月14日

雪降る中で豆まき(池袋御嶽神社2008年2月3日)
 池袋から渋谷を結ぶ新地下鉄「副都心線」の開通日が6月14日になったと発表された。東武東上線の和光市で、そして西武線池袋線の小竹向原で相互乗り入れが行われる。豊島区内の駅は千川、要町、池袋、雑司が谷。
 雑司が谷駅の出口は都電鬼子母神駅近くと旧雑司が谷図書館跡になるようだが、他の駅は有楽町線の駅と同じ。この路線には急行も運行されるようで、所要時間は池袋駅〜渋谷駅間16分、急行は11分で運行される。 
■副都心線 http://www.tokyometro.jp/fukutoshin/
2008年2月1日

椎名町でも節分豆まき

金剛院(西武池袋線椎名町駅前)
 第1回椎名町豆まき大会が2月3日に椎名町駅前の金剛院で行われる。この豆まきは、豊島新聞(1月30日号)によると、まちおこしのイベントとして椎名町周辺の商店街が中心になって町会などで結成した実行委員会が主催する。豆まきは午後1時20分から1時間ごとに3回行われる。
 豊島区内での節分豆まきは、雑司が谷の鬼子母神、池袋の御嶽神社、上池袋の小安稲荷神社、大塚の天祖神社、巣鴨のとげぬき地蔵尊、猿田彦大神で行われている。とげぬき地蔵尊と鬼子母神には芸能人の参加が予定されている。
■豊島新聞 http://www.toshima.ne.jp/~shinbun/
■鬼子母神 http://www.kishimojin.jp/
■とげぬき地蔵尊 http://www.sugamo.or.jp/ 
 (C) 2004-2008 いけぶくろねっと  All rights reserved