2015年 2月

2015年2月27日

江戸の雑司が谷は盛り場

雑司が谷まちかど遺跡ミュージアム『雑司が谷地域の考古学』
 雑司が谷の鬼子母神のケヤキ並木の中ほどにある「雑司ヶ谷案内処」で雑司が谷まちかど遺跡ミュージアム『雑司が谷地域の考古学』と題する展示会が3月25日まで開催されている。
 鬼子母神周辺は、江戸近郊の遊興地として栄え、参道には参拝客目当ての料理屋などが並び、多くの人たちで賑わっていた。今回の展示は、この周辺が雑司が谷遺跡として指定されていて発掘調査が継続的に行なわれ、そうした発掘の成果と文献史料によって多くの人たちで賑わっていたこと分かっている。
 また中央図書館周辺は江戸期には「御鷹部屋御役屋敷」などの武家地もあり、東池袋遺跡に指定されている。今回の展示では、両遺跡の発掘調査で得た成果を基に、雑司が谷地域の歴史を紹介している。 
■雑司が谷案内処 http://www.toshima-mirai.jp/zoshigaya/index.html
■としま遺跡調査会 http://www.toshima-iseki.org/2nd/zoushigaya-tenji2012.html
 

2015年2月26日

西口公園の前に「猫カフェ」

池袋西口公園前に「猫カフェMocha(モカ)」
 池袋西口公園の前に「猫カフェMocha(モカ)」が2月にオープンした。場所は、以前パチンコ屋があったところ。現在は1階と地下が「セブン イレブン」、2階は中華料理店となっているところで3階に2月に猫カフェが開店した。
 「猫カフェ」はすでにめずらしい存在ではなく、池袋にも3店がオープンしている。東口の東急ハンズ8階の「ねこぶくろ」、そしてハンズ近くの東池袋1−28−1 3Fに「cat cafe ねころび」、東池袋1-23-9-5Fに「猫のいる休憩所299」がある。料金は?、誰でも入店できるのか?、どんな猫がいるのか?。そんな疑問には、それぞれの店舗のホームページで写真や料金などが紹介している。
 料金については、東急ハンズ8階の「ねこぶくろ」は大人は600円、子供400円(時間制限なし)その他の店舗では時間制で10分で200円や1時間1,000円などとそれぞれの料金体系が設定されている。
■猫カフェMocha(モカ)http://catmocha.jp/
■猫のいる休憩所299 http://www.nya-n.jp/299/
■cat cafe ねころび http://www.nekorobi.jp/shop/
■ねこぶくろ http://www.p2-pet.com/nekobukuro/

2015年2月25日

あなたに12桁のナンバーが付けられる

  10月に自治体政府(豊島区役所)から12桁のあなたの「マイナンバー」が「通知カード」として送られたくる。住民登録している成人・子どもを問わず全ての人と中長期在留者や特別永住者などの外国人の方も含まれる。
 「マイナンバー」は一生使うもので、2016(平成28)年の1月から国の行政機関や地方公共団体などで、年金・雇用保険・医療保険の手続、生活保護・児童手当その他福祉の給付など社会保障、確定申告・住民税などの税、災害対策の行政手続に必要になる。希望者には個人番号カード(ICカード)が交付され、顔写真付で身分証明書としても使用できるようにもなる予定だという。
 個人情報の濫用を防ぐために、自分の個人情報がどのようにやりとりされているか確認するための手段として、2017(平成29)年1月から「情報提供等記録開示システム」が稼働する予定だそうだ。マイナンバー制度は2013年5月24日に国会で成立した「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」などが根拠となっている
■豊島区役所 https://www.city.toshima.lg.jp/kusei/33831/index.html
■内閣官房  http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/

2015年2月24日

芸劇が育てるプロ音楽家

 東京芸術劇場が2014年秋から開始した「芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー」の受講者たちの演奏会「芸劇ウインド・オーケストラ」の第1回演奏会が3月13日午後7時から芸劇コンサートホールで開催される。指揮するのはオーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督の井上道義さんで、曲はメンデルスゾーンやチャイコフスキーの曲と権代敦彦さんの作品(芸劇委嘱作品世界初演)など。入場料2,000円
 芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーの開催には300名以上の応募がありその中から38名が選ばれ。9月から演奏レッスンやキャリアアップゼミを受講し、受講生による室内楽演奏会を行なっている。団員はほとんどが音楽大学を卒業していて中には大学院に在籍しているメンバーもいる。アカデミーの学生は最大3年在籍でき、欠員がでた場合のみ初夏に補充の募集が行なわれるという。
 アカデミーは東京芸術劇場の主催で、東京佼成ウインドオーケストラと上野学園大学の協力で運営されている。
■芸劇ウインド・オーケストラ http://www.geigeki.jp/performance/concert042/c42-2/
■芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー http://www.geigeki.jp/performance/concert042/

2015年2月23日

都庁は2015年度にどんな仕事を!?

ひな祭りかざり
ひな祭りかざり
 いま東京都議会が2月18日から3月27日までの予定で開会中。18日は本会議で都知事の施政方針説明、24日に代表質問、25・27日に一般質問が行なわれる。
 代表質問は自民党の村上英子さん、公明党の中嶋義雄さん、日本共産党の松村友昭さん、民主党の石毛しげるさんがおこなう。それぞれの質問時間は自民党が74分、公明党が51分、日本共産党48分、民主党が35分となっていて、これには都知事などの答弁時間は含まれない。25・27日の一般質問は両日とも15人で計30人が質問に立つ、質問時間は13分から7分と短い時間が割り当てられている。都議会はインターネットで本会議と予算特別委員会はライブ中継と録画中継される。
 今回の議会の主要な議題は2015(平成27)年度予算だ。東京都庁の発表によると主要な施策は(1)史上最高のオリンピック・パラリンピックの実現(2)誰もが安心して暮らせる都市の実現(3)高度な防災都市の実現(4)世界をリードする産業・観光都市の実現(5)クリーンで安全・快適な都市の実現(6)夢と希望を持てる都市の実現の6つに分類されている。
 主要な施策といっても大きな括りで具体的にどんな事業なのかについて分からない。しかし、東京都庁がホームページにはもう少し詳しい情報が公開されている。関心のある項目について都民としてチックしてみてはどうだろう。
 例として保育園の待機児童解消については、(2)誰もが安心して暮らせる都市の実現の中に含まれている。その項目は子育て環境の充実に514億円で、待機児童解消区市町村支援事業に 6,000 百万円の予算となっている。区市町が、0〜2 歳児の定員拡充につながる取組を更に加速するという。
■都議会質問 http://www.gikai.metro.tokyo.jp/question/order.html
■都庁2015年予算  http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2015/02/70p2a106.htm

2015年2月20日

韓国・インド・台湾・中国・香港の映画連続上映

「アジアンムービーNOW」 池袋 新文芸坐
 東池袋の新文芸坐で3月5日から14日まで「アジアンムービーNOW」と題して韓国、インド、台湾、中国、香港の13の作品の連続上映がある。映画がその社会の一つの鏡であるとするならば、上映作品のほとんど2013年に製作されているのでその社会の現在を写し出しているだろう。
 テレビでは韓流ドラマが多く放映されているが、映画劇場でアジアの映画が上映されることはあまりない。新文芸坐の前身の「文芸坐」は1980年代に数回の「中国映画祭」を開催して中国映画を紹介していた。今回の上映もその伝統を継ぐものだろう。
■新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/

2015年2月19日

インダス文明を掘る 古代オリエント博物館

  サンシャインシティの「古代オリエント博物館」でクローズアップ展示『インダス文明を掘る』という展示が3月29日まで行われている。世界四大文明の一つに数えられるインダス文明だが、日本ではあまり紹介される機会がない。
 京都にある総合地球環境学研究所が研究プロジェクトの「環境変化とインダス文明」でインドの研究機関と共同で遺跡の調査を実施した。今回の展示はこの数年の調査・研究で明らかになってきたインダス文明の成立・展開・衰退の歴史をパネルを中心の紹介されている。展示の監修は、プロジェクトの調査に参加し現地の遺跡の発掘に関わった上杉彰紀さん。入場料は常設展と共通で600円。
■古代オリエント博物館 http://aom-tokyo.com/exhibition/150214_indus.html
■総合地球環境学研究所 http://www.chikyu.ac.jp/rihn_13/rihn/project/H-03.html

2015年2月18日

豊島区でアートのオリンピア

路上のウメ(池袋2丁目)
路上のウメ(池袋2丁目)
 豊島区役所が5月に移転するビルで6月13日から「アートオリンピア」という美術展が開催される。それもオリンピアという名称を使う美術展で主催は、東京芸術大、女子美術大学などの教授と人間国宝美術館館長などで構成されている「アートオリンピア実行委員会」。共催は湯河原の「人間国宝美術館」と協賛が豊島区役所となっている。
 オリンピアということで世界中から応募できる公募制で、5月下旬に東京、ニューヨーク、パリの3拠点で一次審査を行い各会場で80点に絞り、最終審査は各拠点からの14名の国際的な審査員団が豊島区の新しい庁舎で240点を審査する。この展覧会は1位には賞金が120,000ドルが贈られ、賞金・副賞の総額50万ドル(約5000万円)、表彰対象者は総数約240名になるという。その最終審査は6月10日でその模様は公開される予定だそうだ。作品の公募期間は 4月17日までで作品は平面作品(油彩・アクリル・岩絵具・水彩・版画・ミクストメディア・グラフィック・コラージュなど)でに限られていた立体、書、写真の作品は応募できない。
 展覧会は6月13〜28日に豊島区の新庁舎内の集会施設や事務所の回廊などで開催される。なお「アートオリンピア」は隔年の開催を予定しているようだ。
■アートオリンピア http://www.artolympia.jp/
■人間国宝美術館 http://www.nikobi.com/
■豊島区役所 http://www.city.toshima.lg.jp/koho/27155/034813.html

2015年2月17日

東武百貨店で伝統的工芸品展

  2月19日から24日まで『伝統的工芸品展WAZA2015』が池袋西口の東武百貨店池袋店で開催される。日本各地の伝統的工芸品など130品目以上の工芸品が展示販売される日本で最大級の工芸品展示会だそうだ。
 京都の京友禅、石川県の九谷焼、富山の高岡漆器、江戸木版画などの展示と 滋賀県の和ろうそく作り、東京手描友禅のハンカチ彩色などの製作体験、奈良筆、山口県の赤間硯などの実演など。
 池袋でこうした展示会が開催されるのは、2012年3月まで東武百貨店の1・2階(現GAP)にあり、青山に移転した伝統的工芸品の展示会場「日本伝統的工芸センター」の関係があるのだろう。
■WAZA2015 http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/10f/event_waza2015.html
■伝統工芸青山スクエア  http://kougeihin.jp/home.shtml

2015年2月16日

池袋に外国人観光客が増えているのか

サンシャイン60通りの入り口
サンシャイン60通りの
入り口
 池袋の街なかを歩いていると中国語、韓国語、英語の話し声などが聞こえることが多く、観光客か居住しているかわからないが外国の人が増えているようだ。池袋の大型店の西武池袋店では「流通新聞」のWEB版によると、西武池袋店の免税の売上が前年比2.5倍、外国人客数が3倍となったと報じているので増えているのだろう。もっとも昨年の10月からお酒や化粧品などの消耗品も免税対象担ったことも影響しているだろうけれども。
 西口の東武百貨店でも免税カウンターの拡張や中国語を話すスタッフの倍増などで観光客対応を強化している。パルコ、サンシャインシティ、ビックカメラ、ヤマダ電機、LOFTなどでもホームページで外国語ページを作成している。
■流通新聞 http://ryutsuu.biz/topix/h021205.html
■西武池袋店 http://www.sogo-seibu.jp/%28_B_%29/foreign/en/ikebukuro/
■東武池袋店 http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/lang/Information_eng_201106.html
■マルイ池袋店 http://www.0101.co.jp.e.ex.hp.transer.com/stores/guide/store480.html
■パルコ池袋 http://www.parco.co.jp/customer/ikebukuro/index.php
■サンシャインシティ http://www.sunshinecity.co.jp/english/index.html
■ビックカメラ http://www.biccamera.co.jp.e.lj.hp.transer.com/shopguide/index.html
■ヤマダ電機 http://www.yamada-denki.jp/company_e/store_expa.html

2015年2月13日

副都心線にも東池袋駅計画

豊島区区所新庁舎(2015/02/12)
豊島区区所新庁舎(2015/02/12)
 開会中の豊島区議会で「副都心線東池袋駅の新駅」の早期開設についての一般質問が行なわれるという。副都心線東池袋駅の新駅については、豊島区役所は平成25年に区民からの質問に対して「東京メトロと確認書を交わし、相当の利用客が見込めるようになった時期に新駅設置の工事を行なう、副都心線の建設の際には新駅設置が可能となる事前措置を施しておくことなどを確認し。すでに駅施設の工事のための事前措置が実施されている(一部略)」と回答している。議会での質問はこれに関連したものだ。現在のところ、有楽町線の東池袋駅からの新区役所への通路が計画されているようだ。
 豊島区議会第1回定例会は2月13日から3月19日までの予定で開催中で新駅については18日の藤本きんじさんの質問だ。17・18日に行なわれる他の議員さんの一般質問の質問要旨が区議会ホームページで公表されている。
 質問者は吉村辰明さん、島村高彦さん、垣内信行さん、山口菊子さん、古堺稔人さん、中田兵衛さん、小林弘明さん、磯一昭さん、此島澄子さん、河野たえ子さん、藤本きんじさん、関谷二葉さん、永野裕子さんの13人。議会中継は数日後に録画で公表される。
■区役所から区民への回答 http://www.city.toshima.lg.jp/koho/kocho/30312/030929.html
■豊島区議会一般質問 http://www.city.toshima.lg.jp/kugikai/tsukoku/034821.html
 

2015年2月12日

サンシャインに「ニトリ」

ニトリ デコホーム 池袋サンシャイン店
 サンシャインシティに家具の「ニトリ」の小規模な店が2月6日に開店した。店名は「ニトリ デコホーム」で23区内では初めての出店だそうだ。サンシャインシティ地下1階でおもちゃの「トイザラス」の前にある。大型家具の「ニトリ」の小物家具や台所用品、寝具などを扱う店舗ですでに30店舗ほどあるが、池袋の店は23区内で初めての出店だそうだ。
 2月10日の午後に店内をみて歩いたところ、平日の昼間なのにかなりの多くの客がいて、その中でベビーカーを押しながら食器などの台所用品やシーツなどを品定めしている若い女性の姿が目立った。
 ニトリは都内には成増、赤羽、南砂、板橋志村など大型店、全国には312店舗、海外19店舗(2014年2月現在)がある家具の大手企業。
■ニトリデコホーム http://www.nitori.co.jp/decohome/

2015年2月10日

高倉健さんの東映作品連続上映 新文芸坐で

新文芸坐で 『さらば健さん!追悼 高倉健』
  東池袋の新文芸坐で高倉建さんの東映作品が2月18日から30日まで上映される。今回の連続上映は高倉さんが東映で出演した28作品を日替わり2本立上映だ。1961年から2001年までの作品で、60年代の「網走番外地」シリーズ4作品、「昭和残侠伝」シリーズ2作品など18作品、70年代の作品7作品、最新作は1999年の「鉄道員」、2001年の「ほたる」が上映される。
 1月(18日から30日)にも新文芸坐は『さらば健さん!追悼 高倉健』と題して「野性の証明」と「ブラック・レイン」、「遥(はる)かなる山の呼び声」と「幸福の黄色いハンカチ」、「君よ憤怒の河を渉れ」と「南極物語」、そして「八甲田山」の7作品を上映した。
■新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/program.html#d0215

2015年2月9日

東京のブランディング戦略!?

  東京のブランドコンセプトをどうするかについて、「東京ブランディング戦略」を公表し、都民から意見を募集している。ブランディングの目的は、2020年のオリンピック・パラリンピック大会とその先でも世界中の旅行者に選ばれる旅行地としての「東京ブランド」の確立、広く認知されることだそうだ。
 それを可能とするにはどんなものなのか。公表された<草案>では旅行地としての魅力的な東京のイメージを「伝統と革新が交差しながら、常に新しいスタイルを生み出すことで、多様な楽しさを約束する街。」をブランドコンセプトとする活動推進だそうだ。この戦略案への意見は2月23日までに
 都知事は2月6日の記者会見では、その具体例としてニューヨークのリンゴのマークが入った「アイ・ラブ・ニューヨーク」といったものなどをイメージしているようだ。さらに知事は旅行者には日本的なものがという先入観があるが、こだわること無く考えたいとのことだった。
■東京都庁 http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2015/02/22p26100.htm
■都知事記者会見 http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/TEXT/2015/150206.htm

2015年2月6日

池袋・目白の大学入試シーズン始まる 

 池袋の副都心線のコンコースに、立教大学からのお願いのポスターが張られている。立教の入試が2月6日から14日までのあいだ7日間にわたって行なわれるので、受験生がこの通路を通行し混雑するので協力してほしいとの主旨のものだ。
 受験生の通行が多いのは午前8時30分から10時頃、そして帰りは午後4時から5時がピークになるそうだ。立教大学の受験生は7日間で総計41,998人(新座キャンパス受験を含む)になるが、昨年の様子を観るかぎり立教の学生が案内整理をしているので、あまり混雑していない。がこの時間に地下通路を通行する人は注意が必要だ。
 目白の学習院大学の入試は2月7日から2月10日の4日間で受験生は11,798人で1日平均3,000人が朝の短時間に集中するので、目白駅のホームはあまり広くないので混雑が予想される。同じく目白駅を利用する日本女子大の入試は2月1日から3日に行なわれすでに終了している。
■立教大学 http://www.rikkyo.ac.jp/invitation/admissions/sokuhou/
■学習院大学 http://www.gakushuin.ac.jp/univ/adm/adm/general/index.html

2015年2月5日

池袋駅の東西を結ぶ南デッキ計画が前進か

  池袋駅の東西を結ぶ地上の通路として連絡デッキが実現が近づいているようだ。2月4日に豊島区役所が公表した2015(平成27)年度予算案によると、南側のデッキ(JRメトロポリタン口と西武池袋駅ホーム上周辺)は今年の3月に基本構想を策定し2015年度に基本計画の検討を始める。
 今回の予算案にはデッキ計画の他にも池袋駅周辺に関連して「池袋副都心再生推進事業」、「池袋駅及び駅周辺整備事業」、「池袋副都心交通戦略の推進」、「池袋駅前エリア整備事業」などの池袋駅周辺の街づくり事業が予算化されている。
 また、短期的には池袋に関連して、外国人観光客からのニーズが高いエリアWi-Fiの無料のアクセスポイントを池袋駅周辺に3ヶ所の設置、東口のグリーン大通りの街路樹にチームラボ代表猪子寿之さんの提案のイルミネーション装飾を施し、池袋駅から新庁舎へのアプローチ道路として魅力的な景観にするプランなども。
 公表された2015年度予算案には、1女性にやさしいまちづくり、2日本の推進力「国際アート・カルチャー都市」、3「超高齢社会」への対応、4安全・安心まちづくり、5新庁舎の5つに項目に分けて重点事業を説明している。詳細は下記HPで
■豊島区役所 http://www.city.toshima.lg.jp/koho/hodo/034737.html

2015年2月4日

区議会は2月13日から予算審議

  豊島区議会第1回定例会は2月13日から3月19日までの予定で開催される。今回の主要議題は2015(平成27)度予算だ。豊島区役所が4月からの仕事で力を入れる仕事、新しい仕事がどんなものかを議会で審議される。初日の13日には、高野豊島区長の招集の挨拶、そして2月17日・18日の一般質問が行われる。一般質問の要旨は質問日の数日前に議会のホームで公表されることが多い。なお、区民からの請願・陳情の提出は2月9日の午後5時が締め切り
 予算については1月末から区議会議員に対して説明が行われ。2月4日午前に区議会に対して内示、4日午後には新聞発表が行なわれる予定で、予算概要は5日の新聞各紙の朝刊に掲載されるだろう。
 今回の豊島区議会で現庁舎での最後の議会で、5月には南池袋の新しい庁舎の9階が区議会議場などとなる。現在の庁舎は東京オリンピックの2年前の1962(昭和37)年7月の完成で、そのご平成9年から大規模な耐震工事を行なっている。。
■豊島区議会 http://www.city.toshima.lg.jp/kugikai/index.html

2015年2月3日

江戸川乱歩の愛用品

 作家の江戸川乱歩が使った愛用したステッキ、帽子、8ミリ映写機が「エチカ池袋ギャラリー」に展示されている。今年が江戸川乱歩の生誕120年、そして没後50年になる。展示は「江戸川乱歩展〜乱歩が池袋に残したもの〜」と題し2月28日まで。乱歩が戦時中に慰問袋を縫う姿や戦後の食料難の時代に畑を耕す姿の写真なども展示されている。
 江戸川乱歩が住んでいた西池袋の家は、立教大学の旧江戸川乱歩邸はとして残されていて希望者は見学することができる。詳細は下記 旧乱歩邸ホームページで。
■江戸川乱歩展 http://www.toshima-mirai.jp/machinomiryoku/echika/index.html#rampo2014
■立教大学旧江戸川乱歩邸 http://www.rikkyo.ac.jp/aboutus/profile/facilities/edogawaranpo/
■江戸川乱歩賞 http://shousetsu-gendai.kodansha.co.jp/special/edogawa.html

2015年2月2日

東京都の「文化ビジョン」策定に意見を!

  東京都庁は芸術文化振興の基本指針「東京文化ビジョン」の草案を発表し、都民からの意見の募集を始めた。都民からの意見を踏まえて検討を行い3月末に策定し公表する。
 草案はホームページで公表されている。内容は「世界に提示する8つの文化戦略」を明示して、それぞれの「文化戦略が目指す方向」を明らかにしている。具体的な施策として、「東京文化ビジョンを実現する10の主要なプロジェクト」を企画している。
 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けては 文化戦略8で<東京のポテンシャルを体現し、世界から認知される文化プログラムを実現する>としている。他の戦略は2020年を越えた取組となっている。
雪の日の東京芸術劇場
雪の日の東京芸術劇場
 10の主要なプロジェクトは、
1 世界クラスの都市型総合芸術フェスティバル
2 子供や外国人に向けた本物の伝統芸能体験による伝統文化の継承と発信 
3 多彩な芸術文化拠点の魅力向上と世界発信 
4 すべての子供や青少年が芸術文化に関わることができる大規模なエデュケーション・プログラムを展開 
5 芸術文化施設のネットワークによる共通パス等の導入 
6 アールブリュットなど障害者アートの世界的な拠点となるプロジェクトの展開 
7 若手の登竜門としてのアワードの創設など、才能ある新進若手人材の積極的な受け入れや海外進出への支援 
8 都市外交の基軸に芸術文化を位置づけ、欧米やアジア都市との都市間交流を展開 
9 芸術文化の力を活用した東北の被災地支援や全国の地域づくりへの支援 
10 リオ大会以降に展開される文化プログラムを先導する
 意見は2 月 1 3 日までに Eメール、ファクシミリ、又は郵送で
●追記 舛添知事は1月30日の記者会見で、文化ビジョンに関連して来年度から、早速、都芸術文化評議会評議員の野田秀樹さんから提案があった、様々な街をアーティストが訪れて、多彩なパフォーマンスをライブ上演する「東京キャラバン」、そして同じ評議員の日比野克彦さんが提案したアーティストと福祉関係者がともに協力しながら共同創作などをする「障害者のアートプログラム」、この二つを実施したいと表明した。
■東京都庁 http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/
■都知事記者会見 http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/TEXT/2015/150130.htm
■東京芸術文化評議会 http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/hyougikai/
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