2007年2月28日

イランのペルシア書道

梅の花(みらい館大明の庭 2月27日)
 サンシャインシティの中にイラクやイランなどの西アジア・エジプト地域の古代文明を紹介し、研究する「古代オリエント博物館」がある。1978年に江上波夫さんが館長で開館しすでに29年の歴史がある。常設展示場には、3500年前のエジプトの彩色人物浮彫や4000年前のイラクの円筒印章などが展示されている。また、年に何回かの特別展示会やクローズアップ展示が行なわれている。3月1日からのクローズアップ展は、「ペルシア書道へのいざない」展が開催される。展示は、筆や紙などの書道の道具類、各書体、作品の型など。書道は、漢字文化圏のものだと思われがちだが、イランでは芸術としてペルシャ書道があるようだ。文字を美しく書くことはどの文化でも共通だ。
■古代オリエント博物館 http://www.sa.il24.net/~aom/
■マカロニアンモナイト http://ammo.jp/cursor/9612/arabia.html
2007年2月27日

東京芸術劇場の変身

東京芸術劇場(池袋西口) Tokyo Metropolitan Art Space
 池袋西口の東京芸術劇場が変わりつつある。以前は、大ホールはクラシックのコンサート会場でポピュラー音楽の演奏会はないと思われていた。しかし、昨年の1月には、芸術劇場の主催で、夏木マリさんなどが出演したPOPSコンサートを開催し。2回目のPOPSコンサートを、ゴダイゴの「新創世記」を3月16日に開催する。
 クラシックの分野でも、ランチタイムオルガンコンサートなど主催の公演が少なかったが、3月3日に読売日本交響楽団と共催でシアターオペラ「「カヴァレリア・ルスティカーナ」を上演する。中ホール・小ホールでもミュージカル月間などを開催し、たんなる貸しホールから情報を発信するホールへの変身が進んでいるようだ。
 3月3日のオペラ公演は、歌手は林正子さん、ジョン・健・ヌッツォさんなど、オケは読売日本交響楽団、指揮マンフレッド・ホーネック。3月16日の出演は「ゴダイゴ」、ヒダノ修一(太鼓)、湯口依子(パイプオルガン)など。
■東京芸術劇場 http://www.geigeki.jp/saiji.html
2007年2月26日

都電に5月からレトロ車両

 都電荒川線に、今年に5月にレトロ電車が登場する。東京都交通局の発表(2月22日)によると、レトロ電車は、昭和初期の東京市電をイメージした丸窓のある木目調のデザインで、最新の技術を採用した新車。都電に新車両が導入されるのは14年ぶりだという。また、同時期に荒川区の「三ノ輪橋停留場」のレトロ調に改修したり、荒川車庫に電車2両を「展示施設」をつくるなど都電も乗客増に力をいれるようだ。展示場に展示される電車は、昭和29年製造の5500形と昭和37年製造の旧7500形が予定されている。
■都電 http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/toden/
■レトロ電車 http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/toden/2007/tdn_p_200702221_h.html
2007年2月23日

児童文学の魅力

菜の花 (2月22日池袋図書館前で)
 豊島区立の目白庭園の赤鳥庵で3月15日午後2時から、第7回「赤い鳥に親しむ会」が開催される。今回はヘーゲルの研究者の長谷川宏さんが児童文学の魅力について、赤い鳥文学賞などを受賞している作家の長谷川摂子さんは出雲弁で「昔話の語り」など。後半は「ほおずきの会」主宰の君川さんによって「日本の昔話」が行なわれる。参加費1,000円、定員は30名で、申し込み先着順。
■豊島区役所
  http://www.city.toshima.tokyo.jp/oshirase/event/200703/0703-05.html
2007年2月22日

「パスモ」って?

 最近、池袋駅の構内に「PASMO」パスモの広告が目立つ。このカードで3月18日からJR・私鉄・地下鉄とバスを1枚のカードで乗り降りできるようになる。
 パモスは関東の私鉄やバス会社が新たに発行するIC乗車券で、JR東日本「Suica(スイカ)」でも利用ができる。使える乗り物は、最初は鉄道は27、バス32で、その後、鉄道30、バス76が使用可能になり最終的には106の会社となる予定。したがって、すでにJRのスイカを持っている人は、改めて購入せずに首都圏のほとんどの私鉄やバスにも使える。
 駅で広告が目立つのは「パスモ」と組み合わせてオートチャージ(自動的にカードに入金)できるクレジットカードの宣伝でもある。パモスカードには無記名のもの子供用などいくつか種類があるようだ。
■パスモ http://www.pasmo.co.jp/
2007年2月21日

雑司が谷の小さなイベント

外市−軒下の小さな古本祭りー
 2月24日(土)雑司が谷で「外市ー軒下の小さな古本祭ー」と「手創り市」というイベントが行なわれる。
 外市は古書往来座の店先で、往来座や早稲田、目白の書店・雑貨店などが出店する軒下の古本市。協賛しているのは「わめぞ」という早稲田・目白・雑司が谷の本と雑貨販売店集団。
「手創り市」は雑司が谷鬼子母神の境内で行なわれる名前とおりの「手作り品」を販売する市。ホームページによると、これまで3回開催され、2月24日は4回目で、今後毎月開催が予定されている。
■古書往来座  http://ouraiza.exblog.jp/
■わめぞ http://d.hatena.ne.jp/wamezo/
■手創り市 http://www.tezukuriichi.com/
2007年2月20日

区役所の未来戦略推進プラン

青年館跡にコンビがオープン予定青年館跡にコンビ
 豊島区役所は、2007(平成19)年度の政策を「未来戦略推進プラン2007(案)」として2月20日にホームページで公表した。このプランのメインテーマは「文化と品格を誇れる価値あるまちづくり」に置かれ、1人口、来街者等の増加、地域ブランド(信頼)向上、2魅力と活力の創出、持続可能な成長の維持、3安定した歳入の確保、高齢化の進展による医療費等の歳出増抑制を目指すために「文化」「健康」「都市再生」「環境」の分野で32のプロジェクト取り組むことを明らかにしている。
 区役所新庁舎などで注目されている公共施設についても児童館、区民集会室、学校跡地など一覧表にまとめられている。新庁舎については、19年度中に日出小跡地と現庁舎地のいずれかを選択するようだ。
このプランについて、パブリックコメント制度で区民の意見を求めている(3月15日まで)
■未来戦略推進プラン http://www.city.toshima.tokyo.jp/publiccomment/anken/18-08.html
2007年2月19日

ベンチャー企業の本当の姿

 立教大学で2月20日夜、「ビジネスクリエーターとは何か〜起業と拝金主義の混乱から学ぶもの〜」と題するシンポジュウムが開催される。ライブドア事件でベンチャー企業のイメージが悪くなっているが、その実情をどうなのか?。シンポにはベンチャー企業の経営者5人が参加するので、そんな問いに一つの答えが提供されるかも。そして、これから起業しようと考えている人には絶好の学習の機会。
参加するには、下記のホームページからE-Mailで申込み。無料。
■立教大学大学院ビジネスデザイン研究科 http://www.rikkyo.ne.jp/grp/ibc/kouzainfo.htm
2007年2月16日

目白でも5キロマラソン

目白ロードレース 2007年3月25日
 2月18日(日)に行なわれる「東京マラソン2007」には3万人が走るフルマラソンということで話題をよんでいるが。わが目白地域でも10回目になるロードレースが3月25日(日)に学習院周辺で開催される。走る距離も1キロから5キロと規模は小さいが、気軽に参加できるようだ。コースは、1キロを親子で走るコースから60歳以上男子の5キロなど13のコースが設定されている。定員は800名、参加費は1,000円、2,000円。申込みは2月28日までに下のホームページから。

■目白ロードレースhttp://www.runnet.jp/runtes/detail.php?ses_competition_id=5333&ses_event_type_id=5278
2007年2月15日

「舶来横丁」の閉店

舶来横丁(サンシャインシティ)
 サンシャインシティの池袋パスポートセンターとなりにある「舶来横丁」が3月末に閉店する。この「舶来横丁」はサンシャインのオープンとほぼ同時期の1978(昭和53)年10月に、製品輸入促進協会(ミプロ)の物品販売事業として開業し、28年間、世界各国の物品の販売で親しまれていた。世界各地のブランド品からアジア、アフリカなどの開発途上国の手作りのものまで販売されている。舶来と言う言葉の力が弱くなり、お客が少なくなったのだろうか。いま閉店まで、うりつくしセール中。
■舶来横丁 http://www.import.gr.jp/
■輸入品販売交流協会 http://www.rapas.com/npo-yu-nyu/
■ミプロ http://www.mipro.or.jp/index.shtml
2007年2月14日

全国から伝統的工芸品が集まる

 2月15日から20日まで池袋西口の東武百貨店で「WAZA2007」展が開催される。展示されるのは北海道から沖縄まで全国の伝統工芸品の陶磁器、漆器、仏壇、織物、和紙などさまざまなものが出展される。また展示だけではなく陶磁器や木工品などの職人の実演、展示即売も行なわれる。主催は伝統的工芸品産業振興協会。この協会は「WAZA2007展」近くのメトロポリタンプラザ1階で「全国伝統的工芸品センター」を運営し、常設会場で全国の伝統工芸品の特別展や展示即売を行なっている。
■WAZA2007 http://www.kougei.or.jp/wnew/18/waza2007/
■伝統的工芸産業振興協会 http://www.kougei.or.jp/
■東武百貨店池袋 http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/f_event/event.php?fr_no=1124
2007年2月13日

東京でも区の合併が?

社会貢献活動見本市(2月10日)
社会貢献活動見本市(2月10日)
 昨年は各地で、市町村の合併が続いたが、23区は関係ないと思っていたが、23区でも水面下で動きが始まっているようだ。日経新聞(2月1日号)は、東京都総務局と特別区23区の区長で構成する特別区長会が「都区のあり方検討委員会」を設置し第1回会合が1月31日に開催され、東京都から23区に仕事の移転をさらに進めるため23区の合併を含む議論が始まったと報じている。また1年後には中間報告、2年後には何らかの方向が示される予定とも報じている。

■東京都 http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2007/01/40h1t100.htm
■東京23区 http://www.tokyo-23city.or.jp/
■日経新聞 http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070131c3b3105q31.html
2007年2月9日

区長・区議の最後の議会

 豊島区役所が平成19年度に使う予定のお金が、9年ぶりに増えると「豊島新聞(2月7日号)」は報じている。健康保険会計など特別会計を除いて894億円で前年より3.9%の増額になったいる。借金については、年度末に前年より18億円減り約461億になるようだ。
 この予算案をもとに、9日から始まる豊島区議会で議論が行なわれる。豊島区長も区議会議員も4月に選挙があり、この予算は両者共に任期の最後のものとなる。区議会は、2月14日に、吉村辰明さん、藤本きんじさん、小倉秀雄さん、垣内信行さん、15日は、日野克彰さん、山口菊子さん、堀宏道さん、小林俊史さん、木下広さん、村上宇一さんの各議員が一般質問を行ない、予算審議が本格的に始まる。
■豊島新聞 http://www.toshima.ne.jp/~shinbun/ 
■豊島区役所 http://www.city.toshima.tokyo.jp/press/200702/070201-01.html
■一般質問内容 http://www.city.toshima.tokyo.jp/kugikai/07_shitsumon/h19/teirei_01.htm
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2007年2月8日

池袋は入試シーズン

立教大学入試に向かう受験生 (rikkyo)
 池袋西口の街なかを受験生がぞろぞろ歩いている姿が目立つ。立教大学の受験生たちだ。立教大学の入試は2月6日から14日までの日程で行なわれている。今年、立教の受験者は池袋で受験するのは4万5千人近くのようだ。その他、池袋に受験に来ない大学入試センター試験での志願者が2万2千人を超えている。
 隣の目白の学習院大学の入試は、2月10日から14日までで受験者はおよそ1万4千人となっている。

■立教大学 http://www.rikkyo.ne.jp/%7Eadmissions/sigansoku/sokuho.html
■学習院大学 http://www.gakushuin.ac.jp/univ/adm/adm/application.html
2007年2月7日

自分の「はた」をまちに飾ろう

はたはた ワークショップ
 4人の若い絵かきさんが、「はた」を一緒に創くる人を募集している。制作した「はた」は、池袋西口を中心に行なわれる「新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館」(3月15日から3月28日)の期間中に池袋西口乱歩通りの街路灯などに飾られる。制作するのは2月17日(土)・18日(日)で、17日は小学2年生以上20名、18日はだれでも2名一組で10組。制作会場はみらい館大明(池袋3-30-8)。詳しくは3986-7186へ。
■みらい館大明 http://www.toshima.ne.jp/~taimei/
2007年2月6日

NPO・ボランティアの見本市

社会貢献活動パネル展示見本市
 2月10日午後2時から、としまNPO推進協議会が西池袋の勤労福祉会館で「社会貢献活動パネル展示会」を開催する。展示会に参加するしているのは、まちづくり・福祉・環境・人権・教育などで活動するNPO法人やボランティア団体、企業の41団体。参加費無料、ただし、5時半ごろからの交流会は会費が必要。
 地域で自分にできることを探したい!活動をしている方々と話してみたい!つながりたい!と考えている人には良い情報収集の機会になるのでは。
2月10日(土) 14時〜18時30分 会場 豊島区勤労福祉会館(西池袋2-37-4)
■としまNPO推進協議会 http://www.geocities.jp/toshima_npo/
2007年2月5日

豊島区役所は何を?(2007年度予算案)

豊島区役所の建物
 豊島区役所は、2月2日にホームページで2007(平成19)年度にどんなことをしたいか(政策)を発表した。表題は「平成19年度予算案重点事業」ー文化と品格を誇れる価値あるまちへーとなっている。
 内容は、〇文化の分野では、新中央図書館・あうるすぽっと(劇場)のオープン、千早2丁目の「熊谷守一美術館」を区立美術館にするなど4件。〇健康分野では、長崎中学校跡地にスポーツセンターを整備する調査など5件。〇都市再生分野では、池袋駅及び駅周辺整備調査(駅の東西を結ぶJR線上の自由通路を含む)、としまものづくりメッセ開催など14件。〇環境分野では、資源ごみの収集の強化など6件。〇協働・教育・福祉分野では、子供の医療費の自己負担分助成を中学3年生までにすること、中・高生のための施設設置、児童虐待等相談体制の充実、平和小学校跡地に複合施設の基本設計(図書館、区民事務所など)など21件、合わせて50件の重点事業を必要な金額を含めて示している。
 この案は、2月9日から開かれる豊島区議会で審議、可決されてはじめて具体的な政策となる。この文書はA4版で50ページをこえるものだがダウンロードして一読を。
■豊島区役所 http://www.city.toshima.tokyo.jp/press/200702/070201-01.html
■豊島区議会 http://www.city.toshima.tokyo.jp/kugikai/
2007年2月2日

鬼はそと、福はうち!

池袋の御嶽神社
 豊島区でも各地で豆まきが行なわれる。池袋では、「御嶽神社」(池袋3丁目)で3時から、上池袋2丁目の「小安稲荷」も午後3時から。雑司が谷では鬼子母神で3時(豆まきは3時50分頃から)。巣鴨では高岩寺とげぬき地蔵で午後4時から、猿田彦大神(巣鴨4丁目)は正午から。大塚の天祖神社(南大塚3丁目)は午後4時から。
豆をなげる時「鬼はそと、福はうち」と掛け声をかけることが多いが、雑司が谷の鬼子母神では、「福はうち」とだけ発声する。
■豊島区 http://www.city.toshima.tokyo.jp/kankou/matsuri22.html#02
■鬼子母神 http://www.kishimojin.jp/
2007年2月1日

電気と水道の地域の歴史

豊島区のライフライン
 豊島区郷土資料館では、1月31日から3月11日まで、企画展「豊島区のライフラインー電気と水道の地域史ー」を開催している。電気と水道はあまりにも身近な存在で、あまり意識しないで生活しているが、災害時などのことを想定するとその重要性を認識せざるをえない。さらに地球温暖化などの環境問題で電気や水道にも関心が集まっている。
 今回の展示のねらいは、地域史の視点から豊島区にどういう経緯で水道や電気が備わっていき、それが区民の生活をどのように変化させたのかを探る展示だという。入場無料
■豊島区立郷土資料館 http://www.museum.toshima.tokyo.jp/
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2007年2月